ダニアレルギーは1に洗濯、2に選択、3に掃除 その3 掃除編
ダニアレルギー対策としての掃除機のかけ方をまとめました。
喘息やアトピーの子のお母さんはまめに掃除をするように言われて頑張られている方も多いと思います。普通の育児だけでも大変なのに病児の世話をしながら掃除も頑張るのは結構大変。
でもフローリングの床はダニのアレルゲンの発生元ではなく、布団などから舞い上がったダニアレルゲンが落ちているだけなのでそこまで神経質にならなくても大丈夫。
今回は環境再生保全機構のHPを参考に実際の方法を紹介していきたいと思います。
掃除をする頻度は?
「毎日掃除しているのに、子供の喘息がよくならない」とおっしゃっているお母さんの話を聞いたことがあります。
掃除をし過ぎて悪いことはないのですが、床の掃除は週に1~2回程度でいいとされています。
どれくらい丁寧に掃除機をかけるのか?
まず、床掃除は掃除機が基本です。掃除というと、髪の毛やごみなど目に見えるごみを取り除くことに意識が行きがちですが、ダニアレルゲンの粉は0.2ミクロン(2/10000 m)なので目に見えない粉を取り除く必要があります。粘着テープのコロコロなどのお掃除では取り除けません。
医療者からの指導内容に「掃除機は20秒/m2以上かけてゆっくり丁寧に」という表現があります。この表現では掃除機をかけるイメージがわきづらいと思いますので、簡単な方法を考えてみました。
計算してみました。
掃除機のヘッド部分が25cm前後のようなので、少し重ねて掃除機をかけることを想定して1m2かけるのに5回通るとすると1列は4秒ということになります。
1mを4秒かけて掃除機を進める
1m掃除機を進めるのに「1、2、3、4」と数えながらゆっくり進めていきましょう。
ちょっと丁寧な感じではありますが、そんなにめちゃくちゃ丁寧という分けでもないですね。
6畳間(地域によりますが)の場合にざっくり10m2だとして3分と20秒でかけ終わります。
まとめ
掃除に関しては「あまり頑張り過ぎない」で自分やお子さんとの時間を大事にしていただきたいなと思います。
サポートしていただいたお金はアレルギー関連の書籍を買い、noteに還元できるようにしたいと思っています。