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糖尿病治療薬「SU薬」について

お疲れ様です。
ぼぶです!

今回は糖尿病治療薬の
スルホニル尿素薬「SU薬」の特徴について
お話ししていこうかなと思います。

糖尿病薬というのは
何種類もあるんですが
今回お話しする「 SU薬」
結構試験にも出てくる内容かなと思います!
さらっと覚えていきましょう!

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SU薬は第1世代〜第3世代まで

SU薬は第3世代まであります。
よく試験でも出てくるのものといえば…

・グリベンクラミド(オイグルコン/ダオニール)
・グリクラジド(グリミクロン)

第2世代のSU薬

そして

・グリメピリド(アマリール)

第3世代のSU薬

以上の3つは非常に試験に出やすので覚えておいて損はないでしょう。

SU薬の特徴とは?

スルホニル尿素薬の特徴は

膵臓のB(β)細胞膜に存在する
SU受容体って所に
グリベンクラミドやグリメピリド
とかがまず結合して起こります。

じゃあ結合して何が起こるのかというと
ATP 感受性K+(カリウム)チャネルを閉口させます!

もう一度言います。「閉口」です。

カリウムチャネルが閉じてしまうんですね。
それによってじゃあ何が起こるのかというと
閉口することによって脱分極が起きます。

脱分極が起こることによって
電位依存性のCa2+(カルシウム)チャネルが…

開きます。

カルシウムチャネルが開いたんであれば
細胞内にカルシウムが入ってきて
カルシウム濃度が上昇するようになります。

細胞内のカルシウム濃度が上昇することで
インスリン分泌は促進され、血糖降下を示す。
これがSU薬の作用機序です。

1個ポイントとしては
このSU薬というのは

血糖非依存的にインスリン分泌を促す!

←ここ重要です

そんなお薬です。血糖に依存しないって覚えておきましょう。

グリメピリド(アマリール)の特徴

第3世代のグリメピリドというのは

インスリン分泌を促進させるだけでなく
実は、インスリン抵抗性を改善する作用も持ってます!

一緒に覚えておきましょう^ ^

そして1点気をつけないといけないのは…

副作用の一部に

・無顆粒球症
・低血糖 など

を招く可能性があることです。

特に併用の時は注意が必要ですね。

さらにSU薬っていうのは
妊娠とかもしくは妊娠の可能性がある人には
催奇形成を起こす可能性がありますので
使用できないようになってます。

今回のまとめ

⚫︎SU薬は第1世代〜第3世代まで存在
⚫︎特に覚えてほしい薬は以下の3つ
・グリベンクラミド(オイグルコン/ダオニール)
・グリクラジド(グリミクロン)
・グリメピリド(アマリール)
⚫︎SU薬は「血糖非依存的」に作用する薬
⚫︎グリメピリド(アマリール)の特徴
・インスリン分泌を促進作用+インスリン抵抗性改善作用
⚫︎SU薬は併用に注意
→低血糖を起こしやすいため

これだけはぜひ覚えていただけたらなと思います^ ^

それではまた!

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