「送ればいいでしょ」~それは店側の都合でしょう!(その4)~
毎回、360錠の痛み止めを処方される患者様。(二ヶ月分)
当初先発品、その後、後発品を希望された。
そろそろご来局なさる頃・・在庫を見る、と、あれ?80錠しかない。患者さんが来たら、足りないよ?
雇われ管理薬剤師に質問。すると・・
「先発品を取り寄せたのに患者さんの気分で後発品に変わったから、先発品が在庫になってしまった。後発品を揃えちゃうとまた気分が変わるとこっちも在庫になるからもう買わずに、足りなかったら郵送すればいいんじゃなぁい?全部使えなくなるより、郵送する方が安いから。」
なんとまあ・・。やって来る度に不足を伝え、実は患者様にご都合のよろしい時に取りに来てもらっているらしい。
とある日、ついに患者様、ご立腹。(当たり前!)
人の不満というものは、コップの水によく例えられます。
少しずつ溜まっていき、そのコップの容量を超えたときに溢れ出す=不満が爆発
どんなにおおらかな患者様でも毎回口先だけの謝罪と気がつくと、不満が募って、あるきっかけで爆発しますとも。
調剤薬局は他にも余多あり、客を逃したくないならば必死にならねばならないところ、雇われ者のなんとのんびりしたことか・・。
めんどくさがってしていないだけの先発品3箱返品、後発品3箱発注し入れ換える事を管理薬剤師へ提案・実施。入れ替え完了!
これで患者様を不愉快にさせなくて済む~。😊
一回不足を出してお詫びしたなら次回は不足を出さないように準備して、お互いに気分よく売買したいものです。
同じく『雇われ人の発想』と言われればそれまでですけどね。