「なくなるまで使います。」~それは店側の都合でしょう!(その5)~

軟膏のmix処方がでると、待ち時間が長くなる。
よって、機械(『軟膏練り太郎』又は『マゼリータ』(各社、名前が素敵ですね))を持っていない薬局では、動いているものは時間があるときに予め作製しておく。(軟膏板とヘラで。)

さて、作るはいいが、量の見積りは・・(汗)

それ、出が少ないのに、多くない?→時間があったから。

その患者様は毎回10~20g位しか持っていかないよね、期限はいつまでと考えて?→無くなるまで。

酸化するぞ!!

mixした場合、メーカーからの保障は外れ調剤薬局の責任となる。無菌室で作った訳ではない。空気も混入している。
製品に書いてある短い方の期限までと設定しているところもあるが実質、期限としてはもっと短くなっていると考えないのかな?

患者様はそんな状況を知らずに薬局を信頼して受け取っているのに、中の薬剤師の何とルーズな事か。
特に、塗って治ると信じて使ってくれている方々に申し訳ない。

一部の薬局だけであることを願うが、患者側に立ったアドバイスをするならば、mix処方の時は受けとる前にこれはいつ作った物か確認する事をお奨めします。

内容によっては『時間は与えるから今作ってもらいたい』と言い、出来立てを受けとる事をお奨めします。

それが皮膚症状の治癒への近道になることがあるかもしれませんね。

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