生きている
私は、この世界に生きている。
30年以上生きている。
まだ四半世紀しか生きていない。
しかし、普通よりは、色々なことを経験していると思う。
それは、生活面のことであったり
仕事の事であったり
持病を患うということであったり
経済面でも、審査が通るかわからなくても、
対象であるのなら、行政に申請し、
助成金や給付金を求めた
これは、生きていく為に必要だからしたことで、
決して、働きたくないからとしたわけでもない
私は、働きたいと思っている。
しかし、世の中はそうそう上手くいくものではなく
働くことが許されていない。
私には、持病がある
まずは、初めて大きな挫折をしたときに患ったとき適応障害。いわゆるうつ病なんだけど、断定しにくい状態。
そして、復帰したときに、気圧の変化で三半規管にある一部が炎症したことにより発症したメニエール病。
加えて、その2つを患いながら、仕事に奮闘したが、上司にバックアップを頼み、事情を説明していたのにも関わらず、病気を甘く見られて、持病が悪化し、人間不信と不安と恐怖心が高まって出来上がった解離性人格障害。
厄介なもので、ふとした時に記憶が抜け落ちてしまう。その時、私は確かに何かをしていたり、人と話をしているのだが、私自身にはその記憶がまったくない。
そもそも、その話をしたのか私自身なのかも怪しいほどに話し方や性格が異なるのだから、周りも困惑する。
不安や恐怖心が高まると、この症状が出る。
更に不安と焦りと低気圧が重なるとメニエール病の発作が起きる。
大きく高音の耳鳴りと閉塞感
回転性のめまいに襲われる。
耳鳴り以外全く聴こえないし
吐き気もするから話すことさえできない。
でも、救急車を呼ぶほどでもない。
だから何もせず、治まるまで休む。
外で発作が起きたときは、分かりやすいように、ヘルプマークと発作時の対応を書いたヘルプカードをすぐに見える場所に持つようにしている。
発作が治まるまで、10分くらいのときもあれば、1時間近くかかるときもある。
発作が治まっても、すぐには動けない
迷惑を掛けてしまったことに、情けなく申し訳なくて、話すことができなくなる。
大体、2日間くらい話せない状態になる。
家の中で、一人のときであれば、誰にも迷惑が掛かっていないので、ある程度話せるが、誰かに迷惑や負担をかけたとなると、途端に話せなくなってしまうのだ。
ストレスを減らして、悩みごとを減らして
自分のペースで過ごせば、どの病気も発作は起こらないと言われているが、
そんなの全く持って不可能なのである。
好きなことをするには、まず、家が必要だし、健康に過ごす為の食事が必要で、疲れたときに寝なくてはならない。
また、外に行くとき用と家にいるとき用で服が必要になる。
これら全てにお金がかかる。
総お金がかかるんだ。
しかし、私は、働くことを禁止されている。
つまり、収入ゼロである。
なので、行政に助けを求めて、相談をしたが、
両親が健在な場合、
両親から援助してもらえとなる。
給付金を得るにも、両親の預貯金の証明が必要と言われた。
近くにいない。
一緒に住んでいないのに何故?
よくわからないものです。
そして、障害年金がもらえるかもと言われ相談しに行ったが、解離性人格障害なので、無理なのだそうだ。
働けないのに、社協から借金することしかできない。
生活保護も、受けられない。
へぇ…そうなんですかぁ。
それしか言えない。
今はパートナーと一緒に住んでいるから、
衣食住がどうにかなっているが、
いつになったら、
私は働けるのだろうか…
全く先が見えない。
趣味のハンドメイドで収入を
と思ったが、そこまでクオリティが高くない
今もどうしたら、いいのか考えている
平和な国日本。
それでも、静かに進む貧困層の増加は、止まらないを