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書評:中島らも『頭の中がカユいんだ』
2017年6月、共同通信の「本の森」というコーナーに寄稿した文章です。なんでも好きな本を紹介してくれみたいな感じだったので、僕の原点の一つである中島らも『頭の中がカユいんだ』を挙げました。
この本、僕が一番好きな小説かもしれないけど、小説としていい小説かというとそうでもない気がする。構成がすごいわけでもないし、ひたすらだらだらふらふらしているだけとも言える。街をふらつき、よくわからない仕事をし、
なくても結構生きられる
noteのマガジンの審査に時間がかかっていて日記の更新が滞っているため、繋ぎとして過去に書いた文章を載せておきます。「PHPスペシャル」2016年1月号に寄稿したコラムです。
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「普通」から外れること会社を辞めて無職になるときは勇気が要った。辞めたあとにどうやって生きていくかというあても全くなかったし、これはいわゆる「普通の生き方」から外れることだという自覚があっ
サウナで「ととのう」とは
こないだTVブロスの「サ道」特集でコラムの依頼があったときに、2本書いて使わなかったほうです。
僕のは文字数少なめで大したことは書いてないので、下の高野政所さんの記事のほうが実践的に役立つと思う。
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僕も『マンガ サ道』を読んでサウナにハマった口なのだけど、ずっと疑問に思っていることがある。それは、「ととのう」という言葉を使う人が増えたけれ