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Day 20 試験に向けての準備の全体像

はじめに

毎日書くつもりで始めたのだが、民間就活と並行して行っているため、なかなかその時間が取れない状況にある。そして気付けば大晦日まで更新せず放置してしまった。

とりあえず、第2回として、私が受ける試験区分(総合職試験(院卒者試験)「森林・自然環境」区分)で必要な対策を科目ごとにざっと見ていくことにする。

英語試験

国家公務員総合職試験においては、民間の英語試験で一定の点数をクリアすると総得点に15点ないしは25点が加算される。

私は英語に苦手意識があるので、とにかくTOEIC(Listening & Reading)で730点以上(25点加算ライン)取れればいいやというスタンスである。受検日は来年の1月30日である。先日公式問題集を解いてみたところ、リスニングの方が圧倒的に伸びしろがあることが判明したので、こちらのみ参考書で対策するつもりだ。

6年前に受けたときのスコアが795点だったので、ここに関しては楽観視しているが、専門科目でのハンデを考えると、ここは何としても25点加算をGETしなければならないところ。

基礎能力試験

いわゆる一般教養。配点は2/15。

同じ本を何度も繰り返し読むというのは自分の性格的に無理なので、ここは独学ではなく公務員試験予備校のオンデマンド教材に頼ろうと考えている。

ここに時間をかけるのは本末転倒だが、専門科目でのハンデを考えると、ここでも高得点が欲しいところ。

専門試験(多肢選択式)

専門科目の選択式の試験。基礎能力試験と同日に実施される。配点は3/15。

「森林・自然環境」区分の場合、以下のような範囲から出題される。

121題中40題を解答
必須問題(○で囲まれた数字は問題数)
森林・自然環境に関する基礎〔森林・自然環境に関する基礎科学④、森 林・自然環境の現状と基本政策⑤、森林・自然環境の機能・効用に関する基礎④〕の計13題
選択問題
次の12科目(各9題)から3科目を選択し、計27題解答
⒈ 森林環境科学(森林政策及び林業動向を含む)
⒉ 森林資源科学(森林立地及び森林保護を含む)
⒊ 森林生物生産科学(森林経営・育林技術・森林工学)
⒋ 砂防学基礎
⒌ 砂防工学
⒍ 流域管理
⒎ 造園学原論・造園材料
⒏ 造園計画(自然公園)〔自然環境保全を含む〕
⒐ 造園計画(都市公園)〔都市計画を含む〕
⒑ 木材特性・木質構造〔木材需給を含む〕
⒒ 木材加工・材質改良
⒓ 木材成分利用(特用林産を含む)
(今年度の受験案内より引用)

準備期間が短いぶん、色々な分野に手を出すというよりは、後述する記述問題で選ぶつもりの科目にリソースを集約するつもりなので、ここは正直平均点を取れれば儲けもんくらいで考えている。選択問題は、モチベーションを保ちやすい1~3にするつもりである。

専門試験(記述式)

専門科目の記述式の試験。第一次試験(基礎能力試験&専門試験(多肢選択式))の合格者が受検する。配点は5/15で最も高い。

「森林・自然環境」区分の場合、以下のような範囲から出題される。

選択問題 2題
次の4科目(各3題)から1科目選択し、任意の2題解答
⒈ 森林科学に関する基礎
⒉ 国土保全に関する基礎
⒊ 自然環境・公園緑地に関する基礎
⒋ 木材等林産物に関する基礎
(今年度の受験案内より引用)

こちらも、多肢選択式に合わせて1を選択するつもりである。幸い総合大学に在籍しているため、林学専攻の教科書は農学部図書館に揃っているので、それらを使って独習する。そして、頭を整理するために適宜noteにまとめる。

ここが最も配点が高くかつ差がつきやすいところと思われるので、その分時間をかけて対策する必要がある。

政策課題討議試験

政策に関するグループディスカッション。この後の人物試験と同日に実施される。

ある社会課題に関して、与えらえた資料(英語を含む)をもとにグループでディスカッションを行う試験。でも、ディスカッションといいつつ賛成/反対が結論となるようなお題が与えられるらしいので、ディベートみたいな雰囲気になるのかもしれない。

発言内容もさることながら、プレゼン用のレジュメを個人個人で作らなければならないため、資料作成スキルも身につけておく必要がある。

人物試験

面接。

一般的に想定される質問のほかに、なんで専門外から受験しようと考えたのかについても理由を用意しておいた方がいいだろう。

まとめ

以上、国家公務員総合職試験(院卒者試験)「森林・自然環境」区分の試験内容と対策の指針をごく簡単に書いた。

まずは過去問を入手しないとだな……

ここまでお読みいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いします。


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