セノーテダイビング【元セノーテガイドがオススメするセノーテ紹介!】 その5 セノーテダイビングポイント チャックモール ククルカン
今回は、遂にセノーテのポイントについて説明させて頂きます。
前の記事でセノーテは無数に存在していて、一般のダイバーの方がダイビングできるセノーテは、13カ所と説明させて頂きました。
今回は、そんな13セノーテの中の2つのセノーテについて説明させて頂きます。
ククルカンセノーテ チャックモールセノーテ
まず、最初にご紹介させていただくセノーテはチャックモールセノーテとククルカンセノーテ です。
実はこのセノーテは、同じセノーテなのですが、カバーンゾーンは2つに分かれていて、写真右側がククルカンセノーテ、左側がチャックモールセノーテとなっております。
ここのセノーテは、カンクンから一番アクセスがしやすいセノーテで、唯一、半日コースで行けちゃうセノーテです。
一カ所で2本ダイビングできますし、一番安くセノーテダイビングが出来ちゃいます。
安いからと言って、クオリティーは全く落ちませんし、ガイドしていた私もチャックモールセノーテはお気に入りです。
では、この2つのセノーテについてご紹介させて頂きます。
ククルカンセノーテ
ククルカンは、チャックモールセノーテの入り口から約数メートルしか離れいなく、すぐ近くにあります。
ラインの全長は、140mと短く、そしてあまり地形も無く、水面下でダイビングを行います。
しかし、どのセノーテより光のカーテンが見えることが出来ると言われております。
ここ、ククルカンは午前中に行けば確かに光のカーテンが見ることの出来る絶景ポイントです。
誰もいない早朝、8時開園と同時に行くことをお勧めします。
チャックモールセノーテ
チャックモールセノーテは、ククルカンセノーテ とは打って変わって違うセノーテになります。
光のカーテンはほとんど見る事は出来ませんが、鍾乳石の綺麗な地形が見れます。
私は個人的に、チャックモールの地形が一番好きです。
鍾乳洞の中をダイビングしている感がして、一番ワクワクします。
エアドーム
およそ、40分から50分くらいのダイビングで、途中にエアドーム(まだ天井が崩落していない洞窟空間)があり、そこでセノーテの中で一度浮上し、エアドームで休憩します。
ハロックライン
どちらのセノーテにも、12m以下からは海水で、それより上は淡水になります。
海水と淡水は混じらず分離されている状態なので、その間にハロックラインというラインがくっきりと見えます。
ハロックラインの中に入って行くと、目の前がぼやけて一瞬、前が見えづらくなりますが、前の人から少し横にズレてダイビングすれば、ぼやけは解消されます。
とても不思議な現象なので、是非体験してみて下さい。
注意
実は、どちらのセノーテも水中カメラの持ち込みが禁止されているので、そこだけがデメリットです。
セノーテの水の中をカメラ撮影されたい方は、他のセノーテをダイビングする事をお勧めします。
いかがだったでしょうか?
どちらのセノーテも14m以下の水深で、水温は21度くらいです。
ダイビング初心者の方でも中性浮力がコントロール出来ていたら行くことの出来るセノーテです。
是非、チャレンジしてみて下さいね!