見出し画像

【月報】6月につなが読んだ本たち

早いもので2024年が半分終わりましたね。
半年後どこで何してるんでしょうか……

ということで、6月に読んだ本たちのお話です!

①成瀬は天下を取りにいく(宮島未奈)

2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。
コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。
今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。
2023年、最注目の新人が贈る傑作青春小説!

Amazon 作品紹介より

今巷で話題の1冊を私も読みました!

成瀬がやることって全部ちょっとずつズレているんだけど、結果的には理にかなっているって言うか、巻き込まれちゃった周りの人も納得してしまう。
それだけ、成瀬は猪突猛進で、真っ直ぐだなって思いました。

あと、全編通して読んで、「これってここに繋がってたのか!」ってなることが多かったです。
物語だから当たり前か。

続編の「成瀬は信じた道をいく」は、誕生日プレゼントで欲しいと友達に頼んだので、恐らく来月以降に読むと思います。笑

②推し、燃ゆ(宇佐見りん)

「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」

朝日、読売、毎日、共同通信、週刊文春、
ダ・ヴィンチ「プラチナ本」他、各紙誌激賞! !

三島由紀夫賞最年少受賞の21歳、第二作にして
第164回芥川賞受賞作

◎未来の考古学者に見つけてほしい
時代を見事に活写した傑作
――朝井リョウ

◎うわべでも理屈でもない命のようなものが、
言葉として表現されている力量に圧倒された
――島本理生

◎すごかった。ほんとに。
――高橋源一郎

◎一番新しくて古典的な、青春の物語
――尾崎真理子

◎ドストエフスキーが20代半ばで書いた
初期作品のハチャメチャさとも重なり合う。
――亀山郁夫

◎今を生きるすべての人にとって歪(いびつ)で、でも切実な自尊心の保ち方、を描いた物語
――町田康

◎すべての推す人たちにとっての救いの書であると同時に、絶望の書でもある本作を、わたしは強く強く推す。
――豊崎由美

逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈“することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し——。デビュー作『かか』は第56回文藝賞及び第33回三島賞を受賞(三島賞は史上最年少受賞)。21歳、圧巻の第二作。

Amazon 作品紹介より

「推し」がいる身としてはこれは読まねば!と、話題になってちょっと経ったぐらいに買って読んだのですが、私の理解力が乏しいのかあまり没入できず……

数年置いて、今回久しぶりに読んでみたのですが、やっぱり私の力量が足りないのか心に刺さらなかった点が多かったです。

ただ、主人公は、ちょっと「生きづらさ」みたいのを抱えているようで、その点は共感できた気がします。

③今宵も喫茶ドードーのキッチンで。(標野凪)

住宅地の奥にひっそりと佇む、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。
この喫茶店には、がんばっている毎日からちょっとばかり逃げ込みたくなったお客さんが、ふらりと訪れる。
SNSで発信される〈ていねいな暮らし〉に振り回されたり、仕事をひとりで抱え込んだりして、疲れたからだと強ばった心を、店主そろりの料理が優しくほぐします。

Amazon 作品紹介より

Instagramで読書アカの人を何人かフォローしているのですが、結構皆さんが推している1冊。
ちょっと疲れた心にじんわりと染みるお話がたくさん詰まっています。

前述の「成瀬~」もこの「喫茶ドードー」も、1話完結のお話が集められて1冊になっているのですが、「あのお話に出てきたこの人が、この話のこの人にこんな風に影響を与えていたんだ!」と思う点がポツポツとありました。

④容疑者Xの献身(東野圭吾)

天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
福山雅治主演で2008年に映画化され、堤真一、松雪泰子の熱演も話題になった。

Amazon 作品紹介より

学生時代、それこそ中学生か高校生の頃に読んだきりの1冊。
今回久しぶりに読みました。

福山雅治さん主演で映画化されたものを、過去に何回かテレビで見ていたので、読んでいて情景がめちゃくちゃ浮かんできました。

なんだろう、何か私に刺さったみたいで、今更なんですけど、ガリレオシリーズを読破してみたいなーって思いました。

📚📚📚

ということで、6月私が読破した本はこの4冊でした!

そして6月の毎日読書の実績はこちらです。

28/30日達成!惜しい!
そして、期間中に毎日読書100日を達成しました!(数日サボった日もありましたが)

最近読書がまた面白くて、積読が増えていく一方です。笑
この間なんかは、星野源さんのエッセイ本4冊をまとめてメルカリで買ってしまいました。
果たしていつ読破できることやら。

7月はちょこちょこ忙しそうですが、少しでも積読を減らせるように頑張ります~!

いいなと思ったら応援しよう!