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【月報】7月につなが読んだ本たち

暑いですね~皆様お元気ですか??(唐突)

ということで(?)、7月に読んだ本たちの紹介です!

①図書館のお夜食(原田ひ香)

「三千円の使いかた」「ランチ酒」の原田ひ香が描く、
本×ご飯×仕事を味わう、心に染みる長編小説。

東北の書店に勤めるもののうまく行かず、書店の仕事を辞めようかと思っていた樋口乙葉は、SNSで知った、東京の郊外にある「夜の図書館」で働くことになる。そこは普通の図書館と異なり、開館時間が夕方7時~12時までで、そして亡くなった作家の蔵書が集められた、いわば本の博物館のような図書館だった。乙葉は「夜の図書館」で予想外の事件に遭遇しながら、「働くこと」について考えていく。

すべてをさらけださなくてもいい。
ちょうどよい距離感で、
美味しいご飯を食べながら、
語り合いたい夜がある。

Amazon 作品紹介より

東北」「」「ご飯」「働くこと

なんていう、私が気になったり好きなことが詰まった作品紹介に惹かれ、手に取った次第です。

ほっこりあり、「美味しい」あり、ミステリーあり、色々な気持ちになれるような一冊です。

②トラペジウム(高山一実)

高校1年生の東ゆうは「絶対にアイドルになる」ため、己に4箇条を課して高校生活を送るが――。

現役トップアイドルが、アイドルを目指すある女の子の10年間を描いた感動の青春小説!

Amazon 作品紹介

今年映画化もされたこの作品。
かれこれ2~3年ほど前に買っていたのですが、なかなか読むタイミングがなく、気づいたら長い間本棚に眠っていました。

一人の女子高生が、憧れのアイドルになるために駆け抜けていく10年間のお話。

現役アイドル(当時)のかずみんだからこそ書けた作品だったのかなあと思いました。

③そして生活はつづく(星野源)

「初めてのエッセイ集です。トイレか旅のお供にどうぞ。」(星野源)
2016年にドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の大ヒットで大ブレイクした、 俳優で音楽家で文筆家の星野源、初めての記念すべきエッセイ集!
善人でも不良でも、有名俳優でもロックスターでも、誰だって家に帰れば地道な日常がある。
携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。
つきまとう劣等感&虚無感と、腹痛に立ち向かい、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活を面白がろう! と決意した星野源が 洗面台をビシャビシャにしながら考えた、共感と哀愁をいざなう爆笑エッセイ。
巻末に俳優・きたろうとの文庫版特別対談「く……そして生活はつづく」も収録。

Amazon 作品紹介

④働く男(星野源)

働きすぎのあなたへ。働かなさすぎのあなたへ。
音楽家、俳優、文筆家とさまざまな顔を持つ星野源が、過剰に働いていた時期の自らの仕事を振り返り、解説した一冊。
映画連載エッセイから、ショートストーリー、自作曲解説、手書きコード付き歌詞、出演作の裏側、「ものづくり=仕事」への想いをぶちまける。
くだらなさも真剣度も120%全部盛り! 働く男・星野源のある意味「攻略本」。
星野源はなぜこんなにも人気なのか? 本書を読めば人々の心を掴む理由が分かります。
文庫化にあたり、「働く」ことについて現在の気持ちをつづった書き下ろしまえがき「今はそんなに働きたくない男(仮)」、芥川賞作家となった又吉直樹との特別対談「働く男同士の仕事の話(仮)」を収録。

Amazon 作品紹介

⑤よみがえる変態(星野源)

とある人間が死の淵から帰ってきた。
――ただいま!!

エロも哲学も垣根なく綴った怒涛の3年間。


アルバム制作やライブ、ドラマ撮影に執筆。
やりたかったことは次々と仕事になったが、片時も休まる暇がない。
自分がなりたいと思う姿を追いかけるほどに消耗していく中、突然の病に襲われた。

……まだ死ねない。

これから飛び上がるほど嬉しいことが起こるはずなんだ。
死の淵から蘇った3年間をエロも哲学も垣根なしに綴る。

Amazon 作品紹介

⑥いのちの車窓から(星野源)

星野源の大人気エッセイ集、書き下ろしを加え文庫化!

星野源が、雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載スタートした、エッセイ「いのちの車窓から」。
第1巻となる単行本は2017年に刊行し、ベストセラーに。
【累計45万部突破(電子含む)】となる大人気エッセイ集、待望の文庫化!


ドラマ「逃げ恥」、「真田丸」、大ヒット曲「恋」に「紅白」出場と、
2014年以降、怒濤の日々を送った2年間。
瞬く間に注目を浴びるなかで、描写してきたのは、
周囲の人々、日常の景色、ある日のできごと、心の機微……。
その一篇一篇に写し出されるのは、星野源の哲学、そして真意。



文庫版では、カバーを新装&10ページ(エッセイ約2本分半に相当)にわたる、長い「文庫版あとがき」を新たに収録!

Amazon 作品紹介より

怒涛の源さんエッセイ4連続。笑

源さんがエッセイ出しているのは知っていたけど、そういえば読んだことないな~と思い、メル○リに4冊セットで出品されていたので購入しました‪✌︎

私が源さんの世界に(少し)足を踏み入れるきっかけになったのが、「星野源のオールナイトニッポン」。

かれこれ3~4年ほどゆるゆると聞いていたので、彼の下ネタ関係には少しは耐性があったつもりでいたのですが(笑)、この本たちを読んでその耐性はあまり意味を成してなかったことに気づきました。

初期の方(③▷▶⑥の順で最新になります)は、結構どぎつめというか強烈というか。。。
様々な経験を重ねて、歳を重ねて、今の源さんになっていったのだなあと思いました。

本を読んでて、「このフレーズよかったな」って思うことはあまりないのですが、今回読んでてストンと心に落ちてきた部分がありました。

何かしんどい時には、すべてが終わった「その直後」を思い浮かべる。
(中略)
「しんどい時が終わった自分をしっかり想像する」という行為は、物事は必ず終わるのだという単純なことに心から気づくための準備運動みたいなものだ。
(中略)
しかし、心から物事の終わりが感じられれば「うまくいかないかもしれない」「失敗するかもしれない」などと毎日考え、緊張や自分への励ましなどに時間を取られることがなくなり、必ず終わりが来るのだからと素直に目の前のことに集中できる。
集中できていると時間の進みも速く感じてくる。嫌だ嫌だと思っていると時間が長く感じる現象とは逆で、気がつけば山は越え、そこまでワープしたかのように、しんどい時期は早々に終わっているのだ。

「いのちの車窓から」内「YELLOW VOYAGE」より

この部分を読んでいた頃、ちょうど仕事でちょっと上手くいかないことがあって。
それこそ「しんどいな~」って思っていたけど、「そうだ!週末友達とご飯食べに行くんだった」ってことを思い出してちょっと頑張れたんですよね。
源さんが言いたかったこととは、ちょっと趣旨が違うかもしれないけど。

なんだかんだ言って、どんなにしんどいことでも終わりはあるわけだし。
その終わりのことを考えていれば、あとはコツコツと目の前のことに取り掛かるだけ。

そんなことを考えさせてくれました。

源さんは過去に2度、くも膜下出血で活動をお休みしていた時期がありました。
その頃のことも、これらに詳しく書かれていました。(主に「よみがえる変態」でかな?)

発症・入院~リハビリ~退院、再発~手術~リハビリ~退院の間の話が、とても細かく書かれていて、その当時の苦しみや辛さなどが手に取るように感じることができた気がします。

そして何より、「結衣ちゃん」………………………………ハァ
(読んだことある人ならわかる)

続編を現在執筆中とのようなので、この辺りの話はきっと続編に書いてくれることでしょう。

……なんて噂をしていたら、「いのちの車窓から2」の発売が決定したそうです!!!!
9/30ですね!!!分かりました買います!!!

とは思うのですが、予約するのにネットで予約するか、はたまた書店で予約するか。
思い切って発売日当日に本屋さんに駆け込むか。
悩ましいですね。。。

ということで、7月に読破したのはこの6冊でした!

📚📚📚

そして毎日読書の実績です。

30/31日読めました!!!惜しい!!!惜しすぎる!!!
よりによって7月最終日を逃すという……

見事に寝落ちしてました……労働許せぬ

ということで、8月もゆるゆるとやっていきましょう!
よろしくお願いします!

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