あなたにとってポルノグラフィティとは
9/7(土)
前の週の荒れ具合とは打って変わって、朝からピーカン晴れだったこの週末。
1週間ぶりのわくわくを抱えながら、新幹線でビュンと南下。
つばさで来た友人と東京駅で合流し、向かった先はこちら。
実に8年振りの横浜スタジアムでのライブ。
8年前、当時学生だった私も、いつの間にか廃れた社会人になってました。
因島・横浜ロマンスポルノ'24 ~解放区~・横浜公演へ参戦!
前週の因島公演含め、この4公演(中止になった1公演含む)は、ポルノグラフィティのデビュー25周年を記念したライブでした。
灼熱の中約1時間半並び、手に入れたのがこちら。
横浜公演から販売開始となったベースボールTシャツ!
これめっかわ過ぎてですね。買ってよかった。
そんなこんなもあり(?)、初日開演。
大まかなセットリストは因島から変わっていないのですが、ところどころちょっとずつ変わっていました。
セトリ順に、因島の記憶と横浜の記憶をごちゃ混ぜにしながら振り返ろうと思います。
まずは何より、「おいでよサンタモニカ」で始まるの反則じゃないですか?(褒めてる)
\ウェルカーム!/ \ヨッコッハマー!/
誰もこの曲から始まるとは思わなかったでしょう。。。
そして本編1曲目。因島公演では、大切な曲・「愛が呼ぶほうへ」でしたが、横浜公演ではまさかの「ネオメロドラマティック」!
友人と2人して飛び跳ねるぐらいでした。
何回聞いても間違いないネオメロ。
この曲が収録された「PANORAMA PORNO」リリース当時は麗しき女子高生。大人になった今、改めてこの曲の意義と意味を痛感している「メジャー」。
そして何より、忘れちゃいけないデビュー曲「アポロ」と、曲は続いていきます。
大ヒットシングル「アゲハ蝶」のカップリング曲「狼」が次に登場。
この曲には、彼らの地元・因島にあるビーチ「折古の浜」が出てきます。
「因島の風を~」とMCで話していたので、Aokageなのかなって思ってたんだけど。ちょっと残念。
ゴリゴリの重いロックチューン「OLD VILLAGER」、このライブの裏テーマだと勝手に思ってる「FLAG」。
この2曲の間に、因島公演では「シスター」がありました。
メンバーが1人脱退し、2人体制での再スタートを切った際にリリースされた、ポルノの歴史には欠かせない1曲。
この曲を因島で演る意味みたいなのを感じました。
日中のリハーサルで既に音漏れされていたのですが(笑)、ここで堂々と登場したのが「カメレオン・レンズ」。
ここ数年の新曲で1~2位を争うぐらい好きな曲です。
そして、横浜公演ではここに「シスター」が登場。
25年の重みのようなものが積み重なった瞬間だと感じました。
さらに、大切な曲ゾーンとして、横浜ではここに「愛が呼ぶほうへ」が。
因島で聞くのもいいのですが、いつ聞いてもいいんですよねェ………
「映像作品ではやったことあるんだけど、ライブでは初めてやる曲です」
このような前置きのあと、演奏されたのは「むかいあわせ」。
この曲が収録されたシングル「瞬く星の下で」リリース当時は、大学入学直前。
あれからもう10年以上経ち、気づいたら(以下省略)
その次に演奏された「ギフト」は、私がポルノを好きになるきっかけの曲であり、高校受験受験を支えてくれた一曲。
(余談だけど、同い年のファンたちは軒並みこの曲に思い入れを持っているようです笑)
8年前の浜スタライブのメイン曲だった「THE DAY」ときて、晴一さんのギターソロ曲「螺旋」。
ソロ曲終わりの一瞬の静寂の後、おどろおどろしいイントロとともに始まったのが「Zombies are standing out」。
既出のカメレオン・レンズと同レベルで、ここ数年の新曲で大好きな曲。
そしてその次の曲は、なんと「今宵、月が見えずとも」。
割とよくやっていたイメージだったのですが、私が参戦したライブでは、10年前の浜スタライブ(惑ワ不ノ森)以来なのだとか…?(私調べ)
すごく久しぶりでした。。
この次の曲は、大穴「ひとひら」。
ステージ脇のビジョンに歌詞が映し出され、「あっ 分かるぞ…なんだっけこの曲…」となったのは、ここだけの秘密でお願いします笑
この曲と対になって因島演奏された(と思っている)曲が、カメレオン・レンズのカップリング曲でもある「前夜」。
前夜は、歌詞にもあるように、「生まれ育った故郷を旅立つ前夜」を表しており、ひとひらは「夢を持って故郷を飛び出し、様々なことに揉まれながらも、過去と未来に思いを馳せる曲」だと思っています。(私の解釈です)
まあみんな聞いてみてよ(雑)
そしてみんな大好き「ヒトリノ夜」。
こんな歌詞があるんですけど。
昭仁さんが歌いながら🤙こんな手をするんです。
これって、今の高校生以下の子たちに通じるのかな…って、ふと思ったんです。笑
固定電話がない上に、今は板みたいなスマホで電話するのが主流だから、これが受話器って分かるのかなって心配になってしまった、そんなおば発言でした。
次に演奏されたのは「幸せについて本気出して考えてみた」。通称「チェケラ」。
なんで「チェケラ」になったのかはイマイチ分かってません。
ライブでも盛り上がる定番曲なのですが、廃れた社会人になって改めて歌詞が沁みるようになってきました。
大きいことを成し遂げた人によくスポットライトが当てられがちだけど、それ以外のみんなも、それぞれ人生を頑張っている。
そんなことだと思ってます。(どんなこと)
そしてみんな大好き「ミュージック・アワー」!
この曲で変な踊りすると、「あ~ポルノのライブ来たなあ」って思うぐらい、体に染み付いちゃってます。
「アゲハ蝶」は言わずもがな。
因島公演の時に、本物のアゲハ蝶が会場を飛んでいて、なんだか不思議な気分になりました。
そして本編を締めくくるのが、最新曲「解放区」。
このライブのメインテーマ曲でもあります。
「あんたらがなあ、そんな卑猥な3文字を叫びよったけぇ、アンコールやるわいね!!!」
と、始まったアンコール。
ちなみに、アンコールで叫ぶ「卑猥な3文字」は、もうお分かりですよね。
アンコール1曲目は、まだこの世に出てない新曲「ヴィヴァーチェ」。
音楽用語で「いきいきと速く」、イタリア語で「活発な」「元気な」などといった意味があります。
「多様性とか言う割には、枠に囚われていて窮屈な思いをしているもいると思う。そういう枠を飛び出して、本当の自分らしさを手に入れるには…」という気持ちが込められいる曲となっていたそうです。(うろ覚え)(他人事)
澄み渡った青空の下、新緑が爽やかに輝いていて、そのそばをツバメがぴゅーんと飛び交っているような、そんな光景が浮かびました(個人の感想です)
普段、タオル回し曲として演奏されるのが、皆様お馴染み「ハネウマライダー」なのですが、今回タオル回し曲として選ばれたのが「Ohhhh!!! HANABI」。
2015年発売のアルバム「RHINOCEROS」収録の曲です。
今まで、この曲に大きな思い入れは無かったんです、正直。
でも、ステージ後ろから打ち上がる花火たちを見ながらこの曲を聞いてごらんなさい。
一気に思い出の曲になりましたよ………
そして最後はみんな大好き「ジレンマ」!
大好き過ぎますよね。
終演後、ほこほこした気持ちを抱えながら、予約していた某O倉さんの実家の焼き鳥屋さんで、友人と2人飲み明かしました。
あれ、初日だけで3,000文字使ってしまった…
9/8(日)
記念すべきデビュー25周年の日。
日付が変わった瞬間、私はホテルのエレベーターに乗っていました。
その日着て汗でびっしょりになったTシャツたちを、ホテル備え付けのコインランドリーで洗いたかったのですが、みんな思うことは一緒でしたね。
室数の割に4台しか洗濯機がなくて、タイミングを逃しまくった私は泣く泣く断念。
翌朝、24時間やっているコインランドリーが近所にあると聞きつけ、そこでウィンウィンと洗濯を。
その間にもりもり朝ごはんを食べました。
中華街近くのホテルなので、朝から点心が食べれます。
ついでに乾燥もしてもらい、すっかり乾いた洗濯物を回収。
連泊だったのもあり、次の予定まで少し時間があったのでお部屋でゆっくり。
ライブTシャツを身につけ、参戦モードになり中華街へと向かいました。
中華街のちょっとお高めのお店で、コースランチをしてきました!
写真撮り忘れちゃったこんにゃろ
そして、アニニニ…じゃなくて、アンニンソフトクリームを食べました🍦
中華街を楽しんだあとは涼しいところで休憩し、いざ会場へ。
こういう大きなライブでないとなかなかお会いできないフォロワッサンもおりますからね。
出会い厨(言い方よ)極めてきました。
5年前の東京ドームライブの際、一緒に行った静岡のフォロワーさん。
その当時お付き合いしており、私もご挨拶させてもらった方と結婚。
旦那様と一緒にまたご挨拶させてもらいました。
高校時代の同級生。
元々ポルノに興味はあったらしいけど、なかなかライブに行ったことがなかったらしく、学生時代ライブに連れて行ってそのままFC入会まで私が導きました。笑
前回の浜スタライブも一緒に一緒に参戦。
そんな彼女も、しばらく会わない間にママになっていました。。。
ポルノを好きになって15年。
この間に出会った人・お別れしちゃった人それぞれにいて、年月の長さを痛感しております。
そんなこんなもあり(雑)2日目開演。
セトリは前日とは大まかには変わっていないのですが、横浜という都会のど真ん中で「Jazz up」をやるという…
しかもとんでもないところを私たちに歌わせるという…🔞
まあ詳しいことは調べてみてくださいな…
多幸感に包まれながらもライブは終了。
ここまで一緒に行動してくれた友人は、翌日急遽仕事になってしまったとのことで、泣く泣く夜行バスで帰宅路に…
現地で合流した別の友人と共に、楽しい夜を過ごしました🍻
9/9(月)
幸せな気分に包まれながらも眠りにつき、程よい疲れを感じながら起床。
チェックアウトして、またもや中華街へ。
しっかし暑かったあ~~
中華街で買ったゴマ団子で優勝しながら、新幹線でぴゅんと帰って来ました。
🎤🎸🎤🎸🎤🎸
「あなたにとってポルノグラフィティとは」
こう問われたならば、私はこう答えると思います。
「私の人生の生息域をちょっと広げてくれた存在」。
ポルノグラフィティに出会わなければ、東京ドームだって行かなかっただろうし、横浜スタジアムだって行かなかったかもしれない。
広島にだってまだ行ってなかったかもしれないし、因島は存在すら知らなかったかもしれない。
夏フェス未経験のまま人生を終えてたかもしれないし、なによりフレデリックに出会えなかったかもしれない。
今までの私の、生息域をちょっとだけ広げてくれた存在だと思っています。
そしてこれからも、そうあり続けてくれると信じてます。
遅ればせながら、デビュー25周年おめでとうございます🎉
これからも、私の支えであり続けてください。