欅坂が櫻坂に改名した「本当」の理由
こんにちは。
今回は欅坂が改名した本当の理由について書いていこうと思います。
欅坂についてのブログは過去にも何回も書いているので、ぜひ他の記事も読んでいってください。
なぜ欅坂は改名したのか?
それは彼女たちが選んだのか?
それとも選ばざるを得なかったのか?
それらについて書いていこうと思います。
改名理由 平手友梨奈からの脱却
この理由は間違いないと思います。
欅坂をあまり深くは知らなくても「平手友梨奈」という名前は知っているという人もいるのではないでしょうか。
かつて欅坂の絶対的なセンターだった子です。
彼女のずば抜けた表現力や、クールな表情を見せたかと思えばかわいらしい笑顔を周りに振りまくその姿は、まさしく坂道の絶対的エースでした。
しかし彼女は2019年の1月23日に脱退を発表しました。
なぜ欅坂を脱退したのか。
それは、良くも悪くも、あまりにも彼女に注目が集まりすぎてしまったからです。
彼女は、デビュー曲から8枚目シングルまですべての楽曲でセンターを務めました。
センターというのはグループの象徴的存在であり、一番目立つ存在でもあります。
世間から常に完璧を求められるのです。
彼女の表現へ徹底的にこだわる性格も相まって、彼女の心は次第に疲弊していきました。
グループの冠番組に出なくなったり、歌番組でも終始暗い表情のままパフォーマンスするということも何度もありました。
そんな彼女に世間は心無い言葉をぶつけました。
「やる気がない」「センターの座に甘えてる」「仕事しろ」
このような世間の批判に彼女の心はますます壊れていったのだろうと思います。
彼女の心が限界に達したとき、ある一つの曲が作られました。
それが欅坂46八枚目シングル
「黒い羊」です。
※ネグレクト、いじめ、自殺、リストカットを連想させる描写があります。苦手な方はお気をつけください。
現代日本の闇を詰め込んだような曲は数多くの人の心に刺さりました。
心の限界を迎えていた平手が、同じく死を考えてしまうほどに苦しんでいたこの曲の「僕」(主人公)に感情移入することは難しくなかったかもしれません。
レコード大賞やMステなど披露された回数は少なかったですが、恐ろしいほど素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。
間違いなく欅坂史上最高傑作です。
素晴らしいパフォーマンスの代償に、平手を始めとした主要メンバーの卒業が相次ぎました。
彼女が脱退したあと、誰が新センターになるのかとざわついているときにコロナ禍が襲いました。
ライブやイベントが無い中でアイドルを応援し続けるのは、ファンにとっては難しいです。
さらに、圧倒的な人気を誇っていた平手が抜けたことも要因となり、ファンはますます減っていきました。
「結局平手のワンマングループ」
という観念が波及していきました。
「欅坂」のままでは「平手友梨奈」というイメージから脱却できないと考えたのでしょう。
彼女たちは、グループ名を改名し、全く新しいグループに生まれ変わることを決意しました。
まとめ
六本木ヒルズのメインストリートに、実際に
「けやき坂」という坂があります。
その坂を曲がると、「さくら坂」という坂も実在します。
「なんで欅坂って改名したの?」
「改名する必要あった?」
「櫻坂ってなに?」
こう思っている人も多いと思います。
人気があるグループで名前を変えるアイドルは僕は見たことがありません。前代未聞です。
しかも、再び名前を世間に認知させなければならないというリスクもあります。
「そんなリスクを背負う必要があったのか。」
「欅坂のままでも良かったんじゃないか。」
そんな声もきっとあるでしょう。
ですが、実は彼女たちには絶対に改名しなければならない理由があったのです。
欅坂=平手というイメージはどうあがいても払拭できるものではありません。
それほどまでに平手友梨奈は圧倒的だった。
そんな彼女がいなくなった今、グループは新しい方向へ進もうとしています。
絶対的センター、エースが抜けた後の不安感はとてつもないものだったでしょう。
それらを克服して櫻坂に残ってくれた欅坂メンバー、特に一期生のメンバーには強い意思があります。
そんな「彼女たち」の今後に大きく期待しています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
イイね、コメントよろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?