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【vol.1】美術と子育てについて

8際になる長女が美術教室に通い始めた。

幼い頃からお絵描きが大好きな長女。子育て観点として好きを伸ばそうという意識はあるが,さすがに「お絵描きが好き」くらいで「じゃあ習い事させよう」とまでは考えていなかった。
当時でいえば,お絵描きをしている時は静かにしているので,横目にみつつも「自分の時間が取れるな」くらいな感覚だろうか。

しかし,小学校に入り図工の授業や学童での制作などいくつかの体験を経て長女の美術に対しての興味は広がっていく。
家の中に,長女の作品がどんどん増えていく。

出窓を埋める長女の作品群

そうなってくると,親としても「好きを伸ばしてあげたい」と考えるようになる。今年の春から新3年生になるにあたって,従来の習い事から追加して美術教室に通うことにした。
美術教室の詳細は横に置いて,ここでは美術の力を伸ばすとどんないいことがあるんだろう?と教育観点でDeepDiveすることにしてみる。

美術と子育て

「美術」「子育て」「効果」で検索すると,いくつか記事が出てくるが,ここではベネッセ教育総合研究所の記事を引用したい。

【1】想像力や表現力を豊かにする
【2】芸術的感性や感覚が身につく
【3】さまざまな素材や画材、道具に触れて楽しめる
【4】共同制作でチームワークが身につく
【5】作品が思い出として残る

豊かな心を育てる! お子さまがアートを習うメリットと方法

上記5つの観点のうち1と3に注目したい。

1についてだが,「自分のアイデアや想像をどうアウトプットするか」は非常に重要だ。
アウトプットがうまくできず,自分の考えが周囲に伝わらずに苦労した経験は私にもある。社会経験の中でアウトプット力を身につけている部分はあるが,やや論理的思考によっている部分もありアウトプット力に自信があるわけでもない。
自分の感じることを感じたままに表現する体験を幼少期から培うことは,将来的なアウトプットの幅を広げる作用があるのでは無いかと感じた。

また3についても重要だ。
そもそも,自分のアイデアを形にしようとした時にそれができるツールが身近にあるか?という問題がある。大人であればテキストや動画,言葉や身振り手振りで一定の表現はできると思うが,8歳になったばかりの子供はボキャブラリーもまだ未熟だし丸腰では表現ツールに限界がある。
そういう意味で,美術というアウトプットツールは直感的に表現が可能では無いかと考えた。もちろん,美術道具を家に完備する余裕もないので美術教室で使わせていただくのが良さそう。

1稿目はこんなところにしておくが,妄想レベルで美術と教育についてどんな可能性があるのかもVolを重ねつつ見ていきたい。

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