ごはんのパワー
さて、なぜごはんを食べると、忘れていた涙が急にやってきたりするのか。
(というそもそもの話の始まりはこちら)
さっと調べた感じでは理由は見つけられなかった。
有名なものだと、千と千尋の神隠しで千尋がおにぎりを食べながら大粒の涙を流すシーンが挙げられる。
もうひとつ並べるならば、ハイキュー!!で選手たちが試合に負けた夜、夜ごはんを食べ始めたとたんに涙をこぼしだすシーンがある。
そしてそのまま泣きながらごはんを食べるのだ。
思い出しただけで胸にこみ上げてくる。
そして、調べていたら気になるセリフを見つけた。
"泣きながらご飯を食べたことのある人は、生きていけます"
ドラマ「カルテット」の中のセリフらしい。
もうこのセリフだけで私はこのドラマを見ると決めた。
脚本は坂元裕二さんらしい。
見覚えがあるような、と思っていたら、大豆田とわ子の脚本を書かれた人ではないか!!
絶対良いドラマだ。
話を戻して、ごはん関連だと、もうひとつ好きな言葉がある。
"いちばんいけないのは、おなかがすいていることと独りでいることだから"
サマーウォーズに出てくる栄おばあちゃんの遺言の中の言葉だ。
本当にそうだと思う。
栄おばあちゃんとても好きです。
サマウォのこともどこかで語りたい。
西の魔女のおばあちゃんも好き。
ごはんは不思議だ。
生きていく上で不可欠で、芸術にもなったりする。
食べることは生きていくことで、食べたものが自分になる。
ただ食べて飲み込んで、それだけなのに、力が出るし、元気になる。
ごはんは良い。