内藤市長のTwitter投稿に対する疑問
6月議会閉会日に、日本共産党徳島市議団の古田市議が反対討論について「電源設備に関する危機管理意識」について述べました。
これに対し、内藤市長はTwitterでこのような発言をされました。
前市政で設計予算が既に執行されていたにも関わらず
内藤市政になって計画が浮上した「防災棟」は、市役所西側の旧水道庁舎跡地に建てる計画となっています。
けれども、そもそも遠藤市政時にはこの場所には「新上下水道庁舎」を
《一般競争入札》で建設する予定で設計予算が執行されていました。
内藤市長はこうして決まっていた計画を白紙にし、水道庁舎を南前川に建設することが決まりました。
業者選定方式も《プロポーザル方式》に
業者の選定方法も《一般競争入札》を点数方式の《プロポーザル方式》に変更、最も高い値段をつけた奥村組 四国支店、梓設計 関西支社、司工務店からなるJVが優先交渉権を獲得しました。
防災棟の建設計画、電源移設は令和8年
その後、内藤市政は40億〜50億の予算でで防災棟・駐車場棟を旧水道庁舎跡地に令和8年12月完成予定で建設し、そこに電源設備を移転させる計画を発表。
内藤市長 はTwitterで電源施設について「そもそも、私が市長になってなかったら検討もしていなかったのでは?」と述べています。
電源施設の移設は県庁や県内の他市はすでに電源設備の移転が終わっており、原・遠藤市政も早く実施すべき事業だったと思います。
けれども、正当な行政手続きを経て決まっていた水道局庁舎建設を独善的に変更し、最も金額の高い企業が落札するという不透明さには触れないまま、電源設備移設だけがクローズアップされているように感じます。
しかも電源設備移設は4年後です。
一刻も早く電源設備移設が市民の納得できる形で行われるよう、今後の動向に注目したいと思います。
また、防災棟のために40-50億もの費用をかけるのであるなら、老朽化が進む小学校校舎の耐震化を急ぐべきではないでしょうか。
予算の使われ方含め、我々市民は内藤市政の動きに注視していく必要があります
(補足)
「新上下水道庁舎」の優先交渉者となった司工務店は原秀樹市政時代から 徳島都市開発が所有するアミコビル関係の工事を多く受注しています。
(参考)
負債を返せない徳島都市開発が7000万投資して造った
ガラス張りのエレベーター
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