見出し画像

しおり奥様ストーリー【7】

「ん、んっ」
 ドアが閉まるとすぐに俺としおりはキスをした。
 互いの舌が絡み合い、口内をかき乱すような激しいものを。
 淡い口紅がついたしおりの唇はいつも柔らかい。つい吸い付いてしまう。
「あ、あんっ」
 気分がノッてきた俺は、服の上からしおりの胸を揉む。ふわふわして揉みごたえのある肉感がたまらない。
 早く、ヤリたい。
 激しいキスが終わり、俺たちはバスルームに入った。
「あ、ちょっと待って」
 ブラウスのボタンを外し、調子づいたところでしおりが止める。
 ジャグジーバスの給油ボタンを押していた。
「外、寒かったからお風呂入りたいなあって」
 確かに、今日は寒かった。
 キスした時のしおりの頬もひんやりとしていた気がする。
 シャワーを浴びただけでは身体が温まらないかもしれない。
「イイ感じだったのに、止めちゃってごめんね」
 しおりが俺をぎゅっと抱きしめる。
「続き、やろっか」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?