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インスタ運用のベストなKPIは?「保存数至上主義説」を徹底調査してみた!


こんにちは!Petrel(ペトレル)編集部のみねももです!

みなさんはインスタグラムの運用において、ビジネスアカウントの設定をしていますか?
インスタグラムではビジネスアカウントにすれば様々な機能を利用することが出来ますよね。

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インサイトを開けば「いいね数」「インプレッション」「エンゲージメント」「フォロー」「リーチ」を、期間を指定して見ることができます。

まず初めにそれぞれの機能をおさらい。
いいね数...「いいね!」をされた合計回数
インプレッション...全ての投稿が表示された合計回数
エンゲージメント...投稿が「いいね!」、保存、コメントされた総数
フォロー...フォローし始めたユーザーの総数
リーチ..投稿を見たアカウントの総数
保存済み...投稿を保存したアカウント総数

企業のインスタ運用ではこれらのインサイトを分析し、アカウントの拡大に繋げるのが一般的と考えられてます。
しかし、それぞれの数値が羅列されていても、正直どの数値が高いのがベストなのか分からないから分析しづらい....なんてことありませんか?

そこで、どの機能に着目しどんな数値をKPIとして、Instagramの運用をしていくべきなのかをお話していこうと思います。

これまでの一般的な考え方

Instagramを運用していてKPIとしている数値はおそらくほとんどの方がフォロワー数であると思います。
もちろんPetrelもフォロワー数もKPIとして運用しています。
Instagramが登場してからずっと”フォロワー数至上主義”という概念で考えられてきたことは間違いないでしょう。
アカウントの運用担当の方はフォロワー数を伸ばしたいという一心で投稿をされているのではないでしょうか。

フォロワー数というのは、その人の人気度を一目で知ることが出来るという面でとても便利です。
しかし、フォロワー数が多ければ多いほどよいというわけではないと言えます。
なぜなら、フォロワーはお金で買えてしまうという現状があるからです。
これによりフォロワー数だけで判断することは賢明ではないと考えられます。

そうなると何を基準に判断するべきなのかという話になりますよね。
ブランドの認知拡大や商品の販売に繋げるためにインスタを使用するのであれば、フォロワー数よりもエンゲージメント率を重要視するべきでしょう。
この考えもじわじわと広がってきていると思われます。

エンゲージメントとは、投稿への「いいね!」・コメント・保存数などの数値の総数のこと。
ユーザーの人気度好感度などの感情が数値に直接数値に表れるため、フォロワー数に代わって重要視されるようになってきています。
私たちもいかにエンゲージメント率を高くするか、ということも当然ながら意識して運用しています。

今一番見るべき指数は?

しかし、最近のInstagramでは、ただエンゲージメントだけが良くても直接的にはフォロワー増加には繋がらない様子。
ではエンゲージメントに代わる重要指数は何か?
そこで、Petrelのインスタ投稿を用いて比較してみることにしました。

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Petrelのインスタで過去1年間に投稿された全てのフィード投稿の中から、フォロー、インプレッション、保存数、リーチ数、いいね数、エンゲージメント数が高い上位12投稿を各6項目ごとに抽出。

それぞれの項目の投稿を比較し、上位12投稿のうち被っている投稿を
0~4投稿→✖
5~8投稿→
9~12投稿→〇
とし、表に表しました。

この表によりそれぞれの機能の関係性が可視化されます。
表から読み取れることとして、いいね数やエンゲージメント、インプレッションだけが高い投稿はフォロワー増加にほとんど影響を与えないことが判明しました。
しかし、保存数が多い投稿はフォロワー増加だけでなくインプレッションやリーチ、いいね、エンゲージメント他の全ての機能にも良い影響を与えることを発見しました。
これらのことから、保存数がインスタにおいていかに重要な役割を果たしているかが分かります。
保存数を伸ばすことが、効率よくアカウントを運用していくカギとなるんですね。

保存数を多くするためのコツは?


では、そんな重要である保存数について説明していきます
そもそもInstagramに保存の機能が付いたのは2016年12月以降。
この保存機能とは、お気に入りの投稿を保存できるという機能です。
従来はスクリーンショットが一般的でしたが、この機能によって一瞬簡単に気に入ったInstagramの投稿を整理できるようになりました。
ユーザーに投稿を保存してもらうことによって、複数回見てもらう機会を増やすことができます。
買いたい、行きたい、食べたいなどとユーザーが思った指数と定義できるでしょう。

そうなると沢山のユーザーに多くの投稿を保存されたいですよね。
ではどうすれば保存される投稿になるのでしょうか?
そこで、保存数が高い投稿に見られる3つの特徴をご紹介します。

・保存数がUPする3つのポイント

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写真はPetrelで過去1年間に投稿されたもののうち保存数が多かった上位12投稿を表示したもの。
Petrelの投稿は、8割ほどがカフェで、残りはスポットやコスメ、ネイル、ファッションなどとなっています。
保存数が多かった投稿を分析して見ると、上位12投稿のうち3投稿がお出かけスポット系の投稿となっていました。
また、カフェ系の投稿の中でもこれまでに見たことが無いような斬新な形態のものが保存されやすいということが分かりました。
このように保存されやすい投稿のカテゴリー分けを行い、今後のコンテンツの方針としていくことも重要です。

また、同じアイテムの紹介でも、○○(ブランド名)のアイテム、と具体的に表記する抽象的な紹介かで大きな差が出ました。

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例えばこの写真。
両方とも白地にロゴが書いてあるTシャツですよね。
果たしてどちらがフォロワー増加に繋がる投稿だと思いますか?

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インサイトを見てみると、その差は歴然。
○○(ファッションブランド名)のTシャツと書くことでいいね!の数は2倍、保存数は約5倍、リーチは約2倍に。
「今度○○のTシャツを買いたい」などとユーザーの感情により影響を与えたからだと考えられます。
行動したいと思ってもらうことが、保存数増加への近道です。

また、カフェやスポット系の投稿ではある工夫を凝らすことで圧倒的に保存されやすい傾向に。
それは、「位置情報と情報量の多いキャプション」というポイントなんです。
位置情報を添えることで地図に飛ぶことができますし、値段や営業時間、定休日など詳細まで記載されていることで保存されやすくなります。
ユーザーが自分で検索する手間を省けるからです。
Petrelのインスタ運用においては、少しの工夫で保存数の増加は見込めるので、ユーザーに親切な情報を記載することを徹底しています。

さらに、Petrelのインスタでは毎回複数枚投稿にするように心がけています。
実際にカフェに訪れて写真撮影をする時、インスタでお洒落な投稿の撮り方を真似することはありませんか?
最近はインスタで見たグルメを、インスタで見かけた構図で撮りたいという考えの若い女の子も多いのだとか。
様々なアングルからの写真を添えることで、真似したい写真の構図があるはず。
「カフェで写真撮影をする時にまた見たい」と思わせることで、保存されやすくなるのです。

上記のようにわずかな違いしかない投稿の仕方ですが、少しの工夫を施すだけで保存数に大きく差が開きます。
ユーザーに「また後で見たい」「参考にしたい」と思わせるような投稿をすることがいかに重要かが分かります。

【保存されやすい投稿の特徴】

・ブランド名を含めた詳細な商品名が記載されている
・位置情報、情報量の多いキャプションでユーザーに親切な内容
・参考にしたくなるような写真の撮り方

まとめ

ただ沢山投稿すれば良いわけではなく、ユーザーに保存してもらえる投稿をすることがアカウントを成長させるために重要だということが分かりました。商品名や位置情報、情報量など小さな工夫をするだけで保存数に大きく差が出ます。

分析し、自分のアカウントに見合った改善策を練ることで、保存数も増加し、フォロワー数も増加します。

ぜひ保存数に着目して、アカウントの運用を行なってみてくださいね。

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