耳が気になるタイガ
前に滞在してくれた猫好きの友人が、猫の耳は定期的にそうじしたほうがいいと教えてくれたことがありました。
猫はきれい好きという印象があったので、自分で耳のケアまでできるのだろうと思い込んで8年目。どうやら、猫が耳をかゆがっているのは、注意しなくちゃいけないことだと知りました。
これはイメージ画像ですが、うちの猫は、このように後ろ足で思いっきりがしがし耳をかくことがあります。
また、別のパターンもあって
前足をたっぷりと舐めて…
ゆっくりとじっくりと耳をなでます。
どちらも、耳に少なからず違和感があり、お手入れにいたるようです。
猫の耳に関して調べてみた
わが家では完全に放置していましたが、猫の耳は定期的にチェックが必要らしいです。
猫耳を形どる外側の部分は、肉眼で見える範囲で汚れていないかチェックが必要になります。
健康な猫の耳は汚れることはあまりありません。耳垢がうっすらあるくらいなら気にしなくてもいいでしょう。
また、逆に耳を傷つける恐れがあるので、無理に耳そうじをすることはないそうです。
耳から変なにおいがする、耳垢が多い場合は、「外耳炎」の可能性があります。コーヒーの粉のような黒い粒がでたときは、「耳ダニ症」のおそれがあるようです。
また、異変がないのにしきりに耳を気にしたり、ひっかいたりするようなら、中耳炎やアレルギーの可能性もあります。
いつも耳の状態をチェックすることで、「何かいつもと違う」というように、猫の異変に気づけるようにするのがベストでしょう。
外耳炎や耳ダニ症の症状が出ている場合
外耳炎の場合は、獣医師による耳の洗浄、消毒、抗生物質など、薬剤の投与をして治療します。早めに治療すれば、ちゃんと治るものがほとんど。
耳ダニ症の場合は、感染していることがわかり次第、投薬治療をします。そのまま放置してしまうことで、外耳炎になるなど症状がひどくなってしまう場合もあるので、早い段階で専門家に診てもらいましょう。
病院に連れていけないときの応急処置として
とはいえ、仕事などでなかなか動物病院に連れていけない場合もあるのではないでしょうか。そんな場合は、犬猫用の薬を通販で購入できるサイトがあります。
わたしも繁忙期のときは、友人に紹介してもらった「ペットくすり」という通販サイトを利用しています。
軽い症状の場合は、購入した薬だけで回復する場合も。もし数日投薬して変化が感じられなくても、その間に病院に行く時間を作ることもできるので、本当に忙しい場合は重宝しています。
外耳炎、耳ダニ症におすすめなのは、「トロイイヤードロップ」。
即効性のある局所麻酔薬の成分が入っているため、痛みを和らげてくれます。また、さらっとした液体タイプなのでべとつかず、猫に不快感をあたえません。
病院に行けなくて困ったら、こちらで購入してみるのも選択肢のひとつ。猫が痛みを感じる期間ができるだけ少なくなるようにしていですよね。