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とりあえず、ラジオ講座でフランス語
2022年4月に唐突に始めたフランス語学習。じつはこれ、3回目のチャレンジです。
1回目のチャレンジ
はじめてのフランス語学習は大学の必修科目第2外国語。あくまで「入門編」といった立ち位置なので、文法とかまったくふれない感じの(ふれたかもしれないけれど記憶にはない)授業でした。その頃は「英語」が人生の第一項目だったので、それ以上は学習しようとも思いませんでした。ただ、先生は発音にこだわる先生だったので、音声学に興味のある私にとってはとてもおもしろい授業だったことは覚えています。
2回目のチャンレンジ
つぎにフランス語はじめよっかな?と思い立ったのは、それから20年後。姉が韓国語検定を受けて合格したと言っていて、なんだかおおっ!と刺激を受けたから。心のどこかにあった、なんとなく新しく外国語を学習したかったという気持ちが揺さぶられたのです。
その姉がやっていたという勉強のひとつが「NHKラジオ講座」。
「やってみたら?ラジオでなくてもアプリで聴けるよ〜」
そんな軽い感じで言われて、軽い気持ちで始め、しっかりと半年間聴き続けました。
【ラジオ講座のよかったところ】
① アプリだと、自分の聞きたい時に聴ける
② 1週間たつとデータが消えるので、それまでに聴かないと!とプレッシャーがかけられる
③ なにより音がメインなので、本物の発音が聴ける
6ヶ月、がんばった!よく聴いたよわたし!という気持ちはあったものの、じゃぁフランス語は話せるようになったか?というと、
まったく!!ぜんっぜん!!
あたりまえです。だって、聴いてただけですもん。ほかに単語の練習やら、文法の学習もしませんでしたもん。
覚えているのは、
「ソテルパ〜」
(当時の講座のサブタイトル「一歩ふみだそう」の意)
「アトン、アトン」
(「待って待って」という表現。音がおもしろい)
「オニヴァ」
(「レッツゴー」的な。ダイヤログの前に毎回言う)
「オニクットゥ」
(「聴いてみよう」的な。お肉みたいでおもしろい)
「アラプロシェンヌ」
(「またね〜」的な。最後に必ず言う)
「アトン、アトン」以外は、毎回何度も繰り返し聴いていたので耳にこびりついた感じです。それと、テーマ曲の「Ça ira」by ジョイス・ジョナサンは好きになりました。
やっぱりフランス語って難しいのねぇ、という感じでフェードアウト。2回目のチャレンジはここで終わりました。
ラジオ講座が悪いわけではない
ここで言っておきたいのは、「ラジオ講座がいけないからフランス語が話せない」わけではない、ということ。ただやっぱり無理はあるかな、とは思います。
NHKラジオ講座は英語、イタリア語、韓国語、などなど取り扱いも広く、また歴史もあります。NHKラジオ講座で英語をマスターした、手軽に始められる、などという意見も多数あり、YouTubeで講座をすすめる動画もあったりします。
たしかに、手軽に始められます。向いている人には向いているのかもしれません。しかし、わたしにはそうではなかったな、と。
【向いている人はこんな人】
・会話を丸暗記して使うのが得意な人
・ある程度基本的な文法をさわったことがある人
・復習としてやりなおししたい人
今3回目のチャレンジ中
いまやっているフランス語学習にラジオ講座は含まれていませんが、もう少し修行を積んで復習がてらに聴いてみるかな?とも思ったり思わなかったり。いやぁ、どうだろう。もう聴かないかな。
でも「わたしには向かなかった」とわかっただけでも大きな利益だったと思います。違う学習方法へ一歩ふみだす機会も得られたし。よかったよかった。やっぱり「ソテルパ〜」でした。