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PABFに行ってきた!

こんにちは。あるいはこんばんは。
おしゃま図書です。

コミケに向けて新刊を作らなければならないのに、なかなか進みません。そんなとき、ふと、Xでタコシェのこんな投稿を見つけまして…。


こんなイベントがあったなんて!

 こんなステキなイベントやってんの知りませんでした。都築さんのページには、こんな風にイベントのことが説明されていました。

年々巨大化する東京アートブックフェアに「参加したくても抽選で落ちたひと」「出店料が高くて参加を諦めたひと」たちの、こころの拠り所! PABF=プアマンズ・アートブックフェアを今年も、本家TABF にあわせて(ぶつけて)11月30日、12月1日の2日間、去年と同じ西荻「ことカフェ」で開催します!
しかも今年はTABF に加えて、12月1日は文学フリマ東京にも重なるという!笑 なにもTABF や文フリに対抗しようなんて大それたものではなくて、オチコボレが道端で手づくり本を並べる、小さなスナックみたいにささやかで親密なブックフェア。あっちは今年も大混雑だろうけど、こっちはたぶん終日空いてます! もちろん入場料も不要!ぜひ西荻に来てください!

https://roadsiders.com/backnumbers/article.php?a_id=2871

 そう、いまは東京アートブックフェアを新木場の現代美術館でやってますが、それに対抗して? 開催しているんだとか。なにそれ!胸熱!!! しかも、こっちに参加する方がハードル高くない? だって、都築さんの琴線に触れた者たちが集うってことでしょ?
しかも、タコシェのトークイベントもあるではないの!!!
新刊準備を一旦棚に上げて、ちょっとだけ… ちょっとだけよ… と、行ってきました。西荻へ。

都築響一さんといえば!!! 

 わたしが思う「編集者とは」のひとつのアンサーの形。特に、この本を読んだとき、私って、ホントに凡人だなぁと打ちのめされました。

そんな都築さんのお眼鏡にかなった出店者たちなのだから、面白くないわけがない! とにかくタコシェのトークイベントに合わせて、オープン早々に会場へやってきました。

会場内には都築さんもいらっしゃるとのことだったので、あわよくば、突撃ご挨拶して、アリアケパンチを献本しちゃおうかな〜と、会場につくまでは鼻息荒くしてたんですが………。いざ会場にくると緩いながらもただならぬ雰囲気に呑まれ、しゅうううううっと縮んでしまいました。

タコシェのトークイベント

一つの目的は、タコシェのイベント。
中山さんのお話、聞いてみたかったので、凄く面白かった。
ドブりん!さんの漫画家になるまでのお話、碇雪恵さんのリトルプレスのお話、そしてタコシェ中山さんがつくった漫画家キクチヒロノリさんの画集づくりの話。製本や印刷のこと、海外の販路など、とても興味深いお話でした。そしてなんと!洞口依子さんも飛び入り出演!
トークイベント後は、ブースで販売されてました。
フラ語のタイトルが、ゴダールっぽさ全開でサイコーです!!!

マサラワーラーさんのビリヤニ

マサラワーラーさんのビリヤニ美味しかった!
しかも、マトンとチキンの2種類あって、どうしよう選べない…と思ってたら、「じゃあ、半々にしてあげるね」と、あいがけにしてくれました。

マトンとチキン、半々にしてくれました!

食べてたら、「カレー、美味しいよね」と話しかけられ、「ん? どなた?」と顔をあげると、そこには都築さんが!!!
「あいがけにしてもらっちゃいました!」
と言ったら、「僕もそうしたよ」とのこと。
きゃーーー、お話しちゃった😆
舞い上がる私(A)に、脳内の、もう一人の私(B)が言う。
私B「おいおい、カレーの話してる場合じゃないでしょ。ほら、献本は? いま、話しかけるチャンスじゃん!」
私A「や、もう、無理っす。ごめんなさい」
私B「もう! 意気地なし!」

チキンハートモード発動により、あとはお買い物して撤収しました。

本日の戦利品

あの狭い空間で、ついつい手に取ってしまいたくなる本がてんこ盛り。さすがPABF!!!
とても楽しく、お買い物三昧してしまったのでした! ここの本たちをみながら、私のつくるアリアケパンチって、まだまだ浅いよなぁ。マニアックにふるなら、振り切らないと! と、思った次第。

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