[しりとり連詩] 夢の跡

「夢の跡」

遠く薄ぼやけた光の中
彼の地はいまも鮮明に

似て非なるものは空の深さ
様々な模様で心惑わせ

清流の映し鏡
身を切る冷たさは美しく

苦さえも身体に染み込むも
森の静寂の如く瞳は澄んでいる

ルリビタキの背の青に憧れた
玉響の蜜月

積み上げた空っぽの夢に
虹の欠片を放り込む

胸に残した跡は消える事あらん

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屑之瀬いらさんとのコラボ朗読会。
One Night ☆Dream第三夜ちゃもいらリターンズ

最後の一編はいただいたお題からのしりとりでの連詩。
「夢の跡」はOTERIST様より

ちゃも月先行。2行交代で書きました。さらに1行毎でしりとりになっています。
最後にいらさんがしっかり「ん」で締めている所がすごいですよね。

今回のコラボ朗読会は、全ていただいたお題から書きました。
お題が無かったら生まれなかった詩です。
お題を出してくださった皆さまありがとうございました。

そして最後までお読みくださいましてありがとうございました(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.ﾟ