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世界の電力の半分が再エネ由来に?

参考情報:『再エネ電源、世界で5割規模へ』 日経新聞 2023年6月2日

記事の概要

 世界で再生可能エネルギーによる発電が急拡大している。国際エネルギー機関(International Energy Agency, IEA)は、再エネ発電能力が24年に全電源の5割規模になる見通しを発表。IEAによると24年には再エネ発電能力が約45億キロワットになる。21年の化石燃料の発電能力は約44億キロワットであるため化石燃料と同規模になる。ただし、再エネは火力よりも稼働率が劣るため実際の発電量は5割を下回る見通し。
 急拡大の背景には脱炭素化だけでなく、エネルギー安全保障への危機感もある。ウクライナ危機を受け、各国はエネルギーを他国に依存せずに自国で調達する気運が高まっている。なかでも中国の勢いが強い。IEAは23年、24年ともに再エネ導入を最も推進するのは中国と見ている。
 日本は出遅れている。IEAによると、23年に中国の発電能力は2億3100万キロワット増える一方で、日本は1000万キロワットの増加にとどまる。天候に左右される再エネ発電の導入を進めるには、余剰電力を送る送電網の拡大と蓄電池の普及が欠かせない。

感想

 「再エネの発電能力ってこんなに大きくなってたんだ」というのが素直な感想。日本国内では再エネ導入が進んでいないイメージだったが、中国やEU諸国では確実に増えていたのか。日本の国土は山ばかりだから、大規模な太陽光発電や風力発電をこれ以上増やすのは難しそう。
 すぐにできそうな(既に着手してたような気もする)対策は送電網の強化か?将来的には洋上風力の拡大とか、新技術のペロブスカイト太陽電池の活用もありそう。AGCが開発した窓ガラスに太陽光電池を埋め込む技術もあったような…技術は発展しているから、あとは政府がどれだけお金をつぎ込めるかかな?

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