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最低限度の生活を送る我が家の節約術【変動費編】

我が家の生活費は平均の半額ほど。決して我慢をしている訳ではないのだが、暮らしぶりは「健康で文化的な最低限度の生活」といえる。今回は最低限度の生活を送る私たちが実践する節約術(変動費編)を紹介する。

家計公開編&固定費編はコチラ↓


変動費

食費

外食や嗜好品(菓子・コーヒーなど)を含めて月4万円ほど。二人暮らしの平均食費は月6〜7万円らしい。

「まともに食べてないんじゃない?」と思うかもしれないが、しっかり食べている。半年間、すべての食材の重量を測定してアプリに食生活を記録し、栄養バランスの感覚を養った。その感覚をもとに献立を考えているので、記録をつけていない今もバランスは良好と思われる。ちなみに栄養バランスを整えてから、菓子の消費量が顕著に減少し、便通まで改善された。

突飛な節約術は実践していないが、いくつか紹介する。前提として、節約をするには「あらかじめ献立を立てて食材を調達するスタイル」ではなく「買い物当日に安売りされている食材を買い、あとから献立を決めるスタイル」を推奨する。

  • 食品ごとの底値を把握しておく(同じ店でも日によって値段が違う)

  • 割引デーに合わせて買い物を計画する

  • 見切り品から献立を考える

  • スーパー内の動線を固定する(ex. お菓子コーナーはスルー)

  • 腐らない食品は安いスーパーでまとめ買い

主婦像の典型として「チラシを見比べてスーパーをはしごする姿」が描かれがちだが、私は二軒に絞っている。一軒は生鮮食品が安い近所のスーパー。もう一軒は少し遠いが、調味料や乾物が安いスーパー。後者は年に数回行く程度で、基本は近所のスーパーに通っている。

日用品

月2000〜3000円。洗剤とか、シャンプーとか、そういうやつ。基本的には単位量あたりの価格が最も安い商品を購入する。細かい節約術として、ポイント○倍デーにまとめて買っているが、結局は商品のランクを下げるのが効果的。

先入観を捨てれば、安い商品で満足できるかもしれない。まずは最も安い商品を試し、不満があればワンランク上の商品を買うようにしている。最安レベルから段階的に引き上げていくイメージ。

「美容成分が皮膚の奥まで浸透する」とか、科学的に怪しい宣伝文句を採用している無駄に高い商品は買わない。皮膚の防御機能を突破できる化学物質なんて滅多にない。ましてや、分子量の高いヒアルロン酸なりが皮膚に浸透するわけがない。

交通費

日常の移動手段の優先度はこんな感じ。

徒歩>自転車>電車・バス>>>>>タクシー

1時間くらいなら歩く。徒歩がダメなら自転車。自転車がダメなら電車かバス。タクシーは自腹では乗ったことがない。

交際費

友達が少ないので交際機会は年に数回しかない。

会うとしても、自宅に招くことが多いので大してお金がかからない。近所の焼き鳥屋でテイクアウトし、スーパーで酒と菓子を買って、家で駄弁ったりゲームをしたりする。安上がりだし、店よりリラックスできるし、滞在時間も気にしなくて良い(最悪、泊まれる)から最高だ。ただし、妻と同居しているので共通の友人じゃないとやりにくい。

余談だが、大人になると「今からキャッチボールしようぜ」と誘って30分後に集合できる友達が恋しくなる。

美容費・被服費

妻と私では事情が異なるので、私のケースのみ紹介する。

散髪には1円たりともお金を使いたくないので、専らセルフカット。セルフカットと言っても、工作用のハサミで、ろくに鏡も見ずに邪魔な毛を切り落とすだけだった。見るに見かねた妻が散髪用のハサミを(妻の自腹で!)購入し、いつしか妻に散髪してもらうのが定番になった。私よりも妻の方が、私の髪の毛に興味があるらしい。

被服費は年間1万円いくかどうか。詳しくは別の記事に書いた。

医療費

医療費はケチらない。強いて言えば、生活習慣病を予防すべく健康に気をつけているくらいだ。

ジャンクフードやアルコールなどの嗜好品を禁止しているわけでもない。「金を払って健康を害する行為」と自覚したうえで、楽しんでいる。

あとがき

変動費は節約の効果が乏しいし、交際費や美容費は趣味の領域になってくる。やはり、節約をしたいのなら固定費を削減するのが手っ取り早い。

私のように交友関係が狭く、家に引きこもりがちな人は自ずと出費が少なくなる。外見のケアをしなくていいし、移動費もかからないし、家にいれば物欲・食欲を刺激されることも少ない。友達が少なくても、家に引きこもっていても、楽しく生活できる人の方がコスパは良い。暴論だが、節約したければ「ぼっち」「引きこもり」を目指すのもアリだろう。

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