風の時代の恋愛はこれ!40代以降の女性が20代の男性に好かれる理由とは?
こんにちは!アロマ心理学開発者大島鶴枝です。
最近、40代以降の女性の年上女性に20代の男性が好意を示すという事例が私の元に多く集まっています。
その理由を女性性と男性性の共通点から、知られざる本質に迫ってお伝えしていこうと思います。
女性ホルモンに支配されている女性
女性ホルモンとは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の総称です。
思春期以降から閉経まで、女性はこの女性ホルモンに支配され、体だけではなくメンタルまで、影響を受けて生活しています。
エストロゲンが分泌する卵胞期は、肌がツヤツヤで優しく落ち着いていることがほとんどです。
なぜなら、エストロゲンが女性らしさを作るからです。
中医学では、女性は陰の存在。
感情の高ぶりや興奮は女性らしさとは真逆の陽のエネルギーなので、落ち着き、優しさなどが優位になるのですね。
卵胞期を過ぎると、妊娠を想定した子宮を形成するため、プロゲステロンが分泌されます。
このプロゲステロンは、卵子を育む子宮を作る、妊娠した状態を維持するホルモンです。
妊娠すると、女性は子供を守るために、空気に敏感になり、自分を犯す敵から身を守る防御体制を作ります。
そのため、生理10日前の女性は、ちょっとした言葉でイライラしたり、攻撃的になりやすいという特徴を持っているんですね。
今ではこのような発言は、セクハラとみなされるため、ほとんど聞くことはなくなりましたが、昔は、イライラする女性を男性が、『お前、生理だろ』とからかっているシーンなどが多く見られる時代もありました。
なぜ、男性と違って女性は、感情的な生き物であると言われるかというと、性成熟期の女性は、子供を育むための身体であるために、女性ホルモンに支配されているからなんですね。
男性ホルモンに支配されている男性
男性は、ほとんどテストステロンに支配されています。
テストステロンとは、男性ホルモンの代表であり、筋肉質な体型やがっしりした骨格などいわゆる「男性らしさ」を構成するために重要な性ホルモンで、男性の性徴と生殖器官の発達を促すホルモンです。
テストステロンは、人間の体を形成するために、とても重要なホルモンです。
女性も背が伸び、体の発育が促されるため、血中に5から10%程度のテストステロンが一定量分泌されています。
ですが、女性は初潮を迎えると、そのテストステロンが、エストロゲンやプロゲステロンに変化し、脂肪を溜め込み、女性特有の柔らかい印象の体つきに変化していきますが、
男性は、そのままテストステロンの分泌が高値のまま、性徴していきます。
そのため、思春期以降の男性は、テストステロンの関係上、脳のほとんどを女性への幻想や性的なイメージで過ごすこととなります。
もちろん、人間には理性があります。
この理性的な役割をしているのが、エストロゲン。
男性にも、一生涯を通じて、エストロゲンの分泌量が変わらず、女性の月経の時くらいの量、分泌されます。
エストロゲンには、『心を穏やかにする働き』があるため、男性の性欲を抑え、理性的に思考がある程度動くように働きかけているんですね。
思春期以降、性成熟期の男性の苦悩
女性は、一般的に思春期以降になると、同年代の男性ではなく、少し年上の男性への憧れが発生します。
その理由は、同年代の男性とのお付き合いが、性的な部分に偏っているように思い、求めているものが違うと感じるからです。
先ほど、女性は、女性ホルモンに支配されているとお伝えしました。
エストロゲンは、心を穏やかに落ち着かせる働きがあり、排卵を促す作用があるため、エストロゲン分泌が盛んな時期になると、女性から甘い香りがすると言われています。
甘い香りで異性を誘惑するから、卵胞期の女性は性的な欲も強いようなイメージがあるかと思いますが、性欲を高めるのは、エストロゲンではなくテストステロンです。
性成熟期の女性は、優秀な遺伝子を求め、見極め、育むことが目的に作られているので、たくさんの異性との性的な関係を求めない傾向があり、
そのため、性成熟期の男性を見ると、あまりにもそのことしか考えていない姿に不快感を示すのです。
次世代の命を育むために、優秀な遺伝子を持つ男性を選ばないといけない。
男性が女性を選ぶのではなく、女性が男性を選んできたからこそ、人類は存続してきたのです。
でも、この事実を男性側の目線で見ると、性成熟期の男性の苦悩が伺えます。
最もテストステロン値が高く、繁殖能力が高い男性が、同世代の女性に最もモテないのです。
女性は、性的なことしか考えられないテストステロンに支配されている男性を『遊んでいる』『体目当て』などと批判し、その性欲を理性で抑え、大人の魅力を感じさせる年上男性に好意を示します。
若い女性とテストステロンがある程度、分泌が下がる男性とは、性欲的に見て、釣り合いがとれているのですね。
だから、性成熟期の男性は、性欲を持て余し、女性に対しての怒りやフラストレーションを抱えてしまうことが多いのです。
ただ、2021年風の時代を迎えたことによって、実は、面白い現象が起きているのです。
40代以降の女性と性成熟期の男性カップルが生まれている
1820年の産業革命に入った頃から200年。私たちは、『地のエレメント』の影響を受ける『地の時代』にいました。
地の時代は、物質・安定・現実的などといった性質があり、目に見える物質的なものを重要視していた時代です。
200年の年月をかけて、地の時代が築いてきたものは、目に見える資産や物質的な豊かさでした。
資本主義経済を作ってきたのも、この地の時代のおかげです。
その反面、目に見えるものだけを重視しがちで、目に見えない心の豊かさなどには、目が向けられてこなかったという側面もあります。
200年サイクルの中で、今年2021年は、ついに『風の時代』が到来しました。
風の時代は、目に見えるものから見えないものに価値を置く時代です。
インターネット、仮想空間など、目に見えないものが富を築く時代になりました。
その上で、男女の関係も、風の時代の影響を受けています。
性成熟期の男性が、40代以降の『プレ後年期、更年期』世代を求めるようになってきたのです。
地の時代の感覚がまだまだ根強く残っていることからも、いきなり風の時代がだからと言って、自分よりも20歳近く若い男性が、いきなり年齢を重ねた自分を好きだと言ってくることに、困惑し、たくさんの女性たちが相談に来ます。
『私なんてもう、年なので、と断っても、年上の女性がいいんですって言われて、困っているんです』
と、相談に来る女性は、どこか嬉しそうです。
私は、性成熟期の男性が、テストステロンに支配され、そこに苦悩を抱えていた時代が終わり、本来の自分を求める時代がやってきたなあと感じています。
なぜなら、生物的に性成熟期の男性と40代以降の女性とは、とっても相性がいいのです。
女性ホルモンが減少すると女性はどうなるか
女性性を高め、肌が艶々になり、美しさと優しさ、女性らしさを作るエストロゲン。
このエストロゲンに、性成熟期の女性は、たくさん助けられています。
男性と違って生活習慣病を発症しにくい体を作っているのもエストロゲンですし、繁殖するために必要だからこそ、骨や脳などさまざまな部位に大きな影響を与えています。
でも、私たち女性が年齢を重ねると、必ずくる閉経。
この閉経は、女性にとって『繁殖できなくなり女性じゃなくなる』といったネガティブな印象を与え、それがこのエストロゲン優位説によって、より、年齢を重ねた女性を苦しめてきました。
でも、このエストロゲン優位説は、女性から未来を奪うように見えて、そうではないと思うのです。
まず、エストロゲン分泌が減少した女性が美と健康を維持するために必要な日常生活について、こちらの記事を合わせてお読みください
まず、エストロゲンが分泌されるのは、排卵を促し子供を授かるための体を作ることにあります。
一生涯で育む子供の数は限られていますので、優秀な遺伝子を持つ異性を選ぶことに必死ということは、それだけ冷静でいないといけない。
だから、エストロゲン分泌量が多い性成熟期の女性は、テストステロンに支配された男性に不快感を示すのです。
ですが、プレ後年期や更年期に入ると、女性は、徐々に卵巣機能が低下し、エストロゲン分泌が減少してきます。
エストロゲンに守られてきた部分も大きいので、今までと同じ食生活をしていたら、一気に中性脂肪が上がり、肥満になるため、
そこに真摯に向き合ってきた、意識して美を維持し続けている女性は、心も体も健康的で、精神的にも成長しているといえます。
そんな女性が、やっとエストロゲンの呪縛から解き放たれ、性的に開花するのです。
なぜなら、エストロゲンは、冷静さをもたらすホルモンだから。
更年期障害などの疾患に悩まれることなく、しっかり美と健康を維持できている女性は、
やっとここで、テストステロンの影響を受け、性的な欲が発生するのです。
よく、40代以降の女性は、性欲が違うという『にわか伝説的なもの』を信じている男性がいますが、それは、ある程度正しいと言えます。
ただ、全ての女性ではありません。人生の試練に向き合い、精神的に成長してきた女性に、多く『性の解放』が見られる。
つまり、40代以降なのに、まるで見た目は30代前半のように美しく、精神的にも安定している健康な女性に見られるのです。
そして、やっと風の時代に入ったことで、男性が社会的な目を気にしないで、その欲を解放したことによって
20代と40代以降の20歳差があるカップルが誕生するという現象が起き始めたのだと思います。
40代以降の女性が若い男性からアプローチされたら
多くの相談者は、地の時代の感覚を持ち合わせているので、若くてイケメンで、彼氏にしたい男性からの嬉しいアプローチだとしても、
『私なんて、おばさんだから』
『若い子と付き合っているなんて恥ずかしい』
といった、年齢差にコンプレックスを抱く女性が多い傾向があります。
でも、私は、そんなあなたに言いたい。
それだけ若い男性から好意を示されるのは、あなたが素晴らしい人生を歩み、人間的にも魅力的な女性になれたからだよと。
先ほどもお伝えしたように、誰もが20歳以上離れた若い男性からアプローチされるわけではありません。
40代、50代になっても、30代前半の外見に見え、精神的にも肉体的にも美しい女性だからこそ、魅力的な男性にアプローチされるのです。
そして、これは、神からの最大の贈り物だと思います。
性成熟期のテストステロンに支配された男性と、身も心も解放した更年期以降の女性は、性欲的に、お互い求め合い、満足できる関係を築きやすい。
男性は、年上の女性の包容力と経験を求めていますし、女性は、若くて体力のある男性を求めています。
今までの地の時代の社会の目を気にする考えはやめて、素直に好意を受け止め、自分の欲を解放してください。
それがあなたの波動を強め、幸せを引き寄せ、人生を豊かにする方法ですよ。
ぜひ、参考にしてくださいね。
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