みんな仮面をかぶっている
こんにちは!アロマ心理学開発者大島鶴枝です。
本日は、『聖なる予言〜ジェームズ・レッド・フィールド著』より、人が演じるコントロールドラマについてお伝えしていこうと思います。
アロマ心理学でいう仮面とコントロールドラマ
アロマ心理学では、5つの心の傷という前世から持って生まれたカルマを癒すために、心の傷を体型に刻んできているとお伝えしています。
例えば、私は、フルーティーのレモンというパーソナル精油の人なのですが、レモンは、果実なので、種子を食べてもらうことで運ぶという犠牲を伴うことで目的を達成する植物の器官です。
そのため、侮辱の傷(O型)が強い人は丸い顔で、肩に肉がつきやすく、全体的に太っている印象があります。
この心の傷には、ある特徴が存在します。
それは、その心の傷を強く持っている人が被る仮面です。
例えば、侮辱の傷の人は『マゾヒストの仮面』
この仮面の人は、自分を侮辱させるような出来事を無意識で生み出し、相手に侮辱されることを誘発します。
その行為は、育てられた親によって心の傷が活性し、それを仮面を被ることで、いつものパターンを作り出し、自分を守るための偽りの『コントロールドラマ』を演じていることと同じであると
本書では伝えており、そのことが腑に落ちるある出来事があったのです。
娘フルーティー・グレープフルーツの侮辱の傷
娘は、フルーティーなので、私と同じ侮辱の傷を持っています。
この傷は、1歳から3歳までに活性する傷で、この傷を持って生まれた赤ちゃんは大きめに生まれてきます。
娘は、予定日の5日前に生まれたにもかかわらず、体重が3400gと大きめの赤ちゃんで生まれてきました。
私と同じ侮辱の傷が強い体型を選んできたと言えるでしょう。
娘は、小さい頃から、食事をすると、口からポロポロとこぼすことが多い子でした。
この行為も、侮辱の傷の人の行為。
無意識に服を汚すような食べ方をして、傷を活性させるように促すのです。
この時に、親が、『また汚い食べ方をして』と彼女にいうと、この侮辱の傷が目覚めます。
この本では、1人の子供につき1人の大人がしっかり向き合う必要がある。
子供を『同じ人として扱う』
そばにいるのに、いないことにしないなど、心の傷が活性しないように育てるポイントが書かれていましたが、
それくらい、魂が心の傷をこの人生で、芽生えさせないということは、育てる大人が注意して意識して、育てることが必要なのだなあと、そう深く感じています。
思春期になると、娘は、侮辱の傷によって、自分はまともではない、人と違ってダメな人間なのだと、そう感じ、
新たに不正の傷(I型)『頑固な人の仮面』を被り始めます。
この傷は、同性の親に一緒にいるのに、存在をなかったことにされた拒絶の傷と対になっている心の傷です。
自分が優秀で完璧な子になることで、親が自分の存在を認めてくれると思い込んで、活性する心の傷ですが
侮辱の傷が強かったため、娘はそれを恥じ、この不正の傷で、食事をする際には、必ず口をこまめに拭き、綺麗に食べるように意識するといったしっかりした人の仮面をつけたのです。
食事中にポロポロこぼしていた時に比べたら、その不正の傷によって、綺麗に食べれるようになったんでしょ?
それならよかった!何も問題ない!
とそう思いますよね?
でも、これは、本来、彼女がこの世に生まれてきて、本当にやりたいこととは違うコントロールドラマです。
そして、このコントロールドラマを手放すことが、私たち人間の魂を成長させる上でとても必要なのです。
彼女の侮辱の傷に誘惑されない
人のコントロールドラマにのっかかると、乗った相手もエネルギーを奪い合う戦争に巻き込まれます。
心の傷を隠すために演じているコントロールドラマに、誘惑されてはいけないということです。
では、最近あった、娘の侮辱の傷の誘惑の話をしましょう。
私は、娘と月に一回、図書館に行きます。
自転車で、20分くらいサイクリングを楽しみ、そこから図書館にあるカフェでランチ。
2人でいても、あまり話さないのは、彼女が心の中でたくさん自分と会話する人だからということと、そこも幼少期の私に似ているし、彼女といると、自分も同じように自分と会話しながら楽しんで食べているのがわかります。
ランチを終えた後、図書館で読みたい本を見つけて、2時間くらい読んでいると、それに飽きてしまうのか、娘が本を読みながらうとうとし始めます。
『喉乾いている?』と聞いて、乾いているとのことだったので、本を借り、飲食できるスペースで娘はココア、私はコンポタを飲んでいたら、
娘がココアを借りた本に、大袈裟なくらいこぼしたのです。
借りた本が汚れてしまったので、娘は大パニックです。
ここで、この侮辱の傷が活性していることが理解できないと、娘のコントロールドラマにまんまと登場するハメになります。
図書館の本を汚したということは、その本を弁償しないといけないということです。
私は裏切りの傷を持っているため、その傷が活性すると『怒り』をあらわにします。
心の傷が深かった当時の私なら、
「何やっているの!どうするの?!こんなふうに汚して」
と彼女の行為を侮辱し、蔑み、責め立てることでしょう。
でも、それをすると、相手を傷つけた私の方もエネルギーを奪い合う戦争に巻き込まれてしまいます。
娘は、自分は侮辱に値する人間であると、無意識に潜在意識に刷り込んでいるから、侮辱行為を促してしまうだけなのです。
私は、そのコントロールドラマに誘惑されません。
では、この行為にどのように対処するのが彼女の侮辱の傷を癒すことにつながるのでしょうか。
本を汚した娘に感謝する
パニックになっている娘に私は、
「とにかく、落ち着いて、大丈夫だよ」といい、図書館の係の人に本を汚してしまったことを、娘に伝えるように言いました。
娘は、その汚れた本を持って、汚したことを言うと、係の人に本を弁償してもらう必要があると言われ、落ち込んで私に
「やっぱり大丈夫じゃないよ。弁償しないといけないって」
と落ち込んで、少しイラついて、私に伝えました。
その態度も、過去の私なら
「なんで自分が汚して迷惑かけたのに、イラついてるの?」と怒りをあらわにするでしょう。
でも、それは、娘のコントロールドラマにまんまと載せられる行為。
私は冷静に
「わかったよ、お母さんが聞いてくるね」と言い、係の人に弁償しますと本を持っていくと、
係の人がその同じ本を買って、図書館に持ってきてくださいと私に伝えたのです。
娘が心配して、
「どうだった?」と聞いてきた時
私は、心を落ち着かせ、まず、自分の機嫌を取りました。
そして、物事には陰陽、光と影が存在するということを頭に浮かべ、この悪いと思える出来事の『光』ってなんだろうと考えたのです。
娘にこう伝えました。
「お金を払うのではなくて新品の本を買って、図書館に持ってくればいいんだって。あやちゃん、よかったね。この本、すごくいい内容だけど、古い本だったし、ココアをこぼしたことで新品の本が読めるよ。」
そう私がいうと、怒られると思っている娘が不思議な顔をして
「え?ママ、何をいってるの?」と聞いてきました。
私は、この物事の陰陽の『陽』、光と陰の『光』の部分を伝えたのです。
「お母さん、図書館にものすごく感謝しているの。
だって、この図書館があることで、月に20冊の本を無料で読むことができているんだよ。
何か、感謝を伝えたいなあと思っていたところに、あやちゃんがココアをこぼしてくれた。
そのおかげで、少なからず、新品の本を買って届けることで、その本を読む子たちが気持ちよく、読める1冊となったじゃない?
たった1200円で、図書館のために少しでも貢献できたなんて、あやちゃんが起こしてくれた奇跡のおかげだよ。ありがとうね」
娘は、その言葉を聞いて、自分が悪いことに目を向けていたことに気がついたようです。
そして、笑顔で、
「確かにね、ママ、この図書館で、すごい量の本を借りてるからね。図書館のためになるって思ったら、このことも悪いことじゃないね」
と、図書館への感謝を伝えられることへの喜びを2人で分かち合ったのです。
どんな物事にも光と陰がある
嫌な出来事、傷つく出来事があると、その出来事の悪い部分だけを見てしまう傾向があります。
でも、実は、物事は全てニュートラル。
悪い出来事には、自分が気が付かない、自分を成長させてくれる部分が存在するのです。
私たちの周りに起きる出来事は、必然であり、一見、悪いことのように思える出来事の中にも、必ず『光』となる部分が存在しています。
でも、この『光』となる部分を見つけるためには、心に豊かさ、愛がないと見つけられないのです。
光から喜びをもらい、陰から学ぼう。
私は、娘の心の傷によるコントロールドラマに誘惑されなかった。
娘は、仮面をつける必要がなくなることを、知ることができた。
一つ一つ、未熟な自分を成長させる。
全ての物事、出会いに感謝です。
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