感情が脳に記憶を刻み込む
こんにちは!アロマ心理学開発者大島鶴枝です。
本日は『すべての疲労は脳が原因3〈仕事編〉』より、スピリチュアル業界でよく言われるワクワクという私たちの感情に従うと、好転的な運命の波に乗れるのかを脳の仕組みから解説します。
パソコンと人の脳の違い
よく人の脳をインターネットに例えることがあるかと思います。
似ているものではあるのですが、大きく違うのが、インターネットは、記憶を収納する領域が広く、膨大な量の情報を留めておくのを得意とするのに対し
私たちの脳は、雑多な記憶を断捨離し、記憶を精査し、必要な情報だけを記憶として留めておく機能が優秀な器官です。
成幸者と呼ばれる人たちが、毎日の習慣を大切にしているのも、日常生活の小さな思考判断を軽減し、仕事で脳を使うことに特化したいがためです。
パソコンで、調べたいキーワードを検索するように、私たちの脳にも、仕舞い込んだ記憶を引き出す検索機能が存在します。
それが感情です。
あらゆる記憶に感情というタグをつけて、その感情が記憶を呼び起こす。
実は、この脳の機能をうまく使って思考の癖を修正させる学びこそがスピリチュアルであり、『引き寄せの法則』なのです。
脳は無駄な情報を断捨離する
私たちは、日常生活で刻一刻と感覚器官からえる情報を感覚神経を通じて脳にインプットしています。
新聞で読むニュース、道を歩けば目に入る看板、風景、大勢の人などなど。
食べるものや触るもの、あらゆる匂いなど、膨大な量の情報をキャッチしています。
それらの情報は一旦、旧皮質と呼ばれる大脳辺縁系にある『海馬』という場所に集められて、整理統合されます。
これが『短期記憶』です。
この海馬という名前の由来は、『別名:タツノオトシゴ』このタツノオトシゴに形が似ているということで、海馬と名付けられた、そんな場所ですが
記憶は一旦、ここに蓄えられ、重要度の高い情報だけが大脳新皮質に送られて、『長期記憶』になることが明らかになっているそうなのです。
よく、受験勉強で、インプットとアウトプットを繰り返す勉強法を行うのも、長期記憶に情報を送るためです。
ただ、『引き寄せの法則』は、受験勉強よりももっと簡単に、長期記憶に情報を送ることができる法則です。
私たちが体験した情報が、感情と結びつくことで、本当に自分のやりたいことがわかる(引き寄せる)
それは、脳が断捨離を行う中で、『興味関心のあるものにワクワクし、記憶を止める』という部分に焦点を当てた法則だったのです。
引き寄せの法則を脳の仕組みで解説する
引き寄せの法則では、自分の気持ちが昂り、ワクワクする感情にしたがって、行動すると、自分が本当にやりたいことを引き寄せられるといった法則です。
脳の機能で、みていきましょう。
まず、パソコンと違って私たちの脳は、雑多な情報を精査判別し、海馬から大脳新皮質に情報を送り、貯めておくという機能に優れているそんな器官です。
そのため、多くの情報は、数時間のうちにどんどん、捨てられていきます。
では、短期記憶をへて、長期記憶となる情報とは、なんなのでしょう。
それが、感情を伴った情報なのです。
人は、同じ道を通っていても、好きなものが違えば、見える景色が違います。
私は、アロマが好きなので、ショッピングモールに行くと、アロマがたいてある雑貨屋さんに、目がいき、足を止めて、その香りを嗅ぎます。
でも、私とは違う通行人のAさんは、アロマに興味がないので、そのお店があることに意識がいかず、素通りし、その奥の帽子のお店に行って、帽子を試着する。
これって、個々それぞれ、興味関心があるものに脳が意識を向けていて、その世界の中で、私たちは生きているということを示すと思いませんか?
アロマが好きな人は、アロマばかり目に付く。
それによって、アロマを学んでみようかなと思い、アロマを学び、アロマセラピストが天職になった。
これが、ワクワクによって、自分の本来のやりたいことを見つけ、現実を引き寄せる『引き寄せの法則』の原理法則です。
感情が伴う記憶は長期記憶になりやすく、その感情を思いおこす体験を何度もすることで、脳に繰り返しその状況が浮かび、自分のやりたいことに導かれる。
そのことを簡単に、みんなにわかりやすく伝えるために、スピリチュアルでは、『引き寄せの法則』と呼び、ワクワクする感情に従うことで、理想の現実を作り出すことができると伝えているのですね。
スピリチュアルも生体解剖もすべてゴールは1つ
私は、周りの環境に感情が流されやすい人なので、前の主人がスピリチュアルが大嫌いだったこともあり、そこを避けて、目に見えるものから、人間の身体や心理を学んできました。
でも、最近、スピリチュアル関係をしっかり学び、アロマで学んだ生体解剖学を当てはめていくと、結局、言っていることは同じなんだなあと思います。
脳の機能から話しても、結局、私たち人間は、どこまでいっても、感情的な生き物で、
感情なくしては、生きられない。
不安や恐怖は、生物の生存において、必要なもので、人間として生きていく上で、なくなる事はない。
そして、その不安や恐怖という感情ではなく、自分のやりたいこと、楽しくなることに目を向けることで、
脳が意識して、その世界を見せてくれるようになる。
そうすれば、もう、毎日、不安や恐怖で支配される生活を送ることがなくなる。
スピリチュアルでいう、『私たちの魂は、制限なく上に登っていける』と言っているのと同じで、
明るく楽しい世界は、自分たちの思考が作り上げ、その世界が現実になるのだとこの脳の仕組みを学んで、そう感じました。
毎日、楽しくてやる気に満ちた日常を送れるかは、あなたの思考次第。
自分の感情に素直になり、もっと楽に生きることができる。
私も含め、そんな人たちが増えていくのを、心から祈っています。
https://petit-bon-aroma.com/guidebook/