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生活発表会 人気の劇題材「ヨーホー・たからさがし」作者が語る①

役の名前

劇場公演の芝居、こども歌劇、大人用でもこども用でも悩むのが名前です。
脚本を書く皆さん、どうやって考えていらっしゃいます? 
イギリス?イタリア?フランス風?芝居のムードにあわせてググって選んだり、私がよく使う手は、何かのモチーフに統一する!です。色の名前、お花の名前、スイーツの名前、香辛料の名前などなど。完全にモチーフの名前だけど、ありそうな、聴いたことあるような感じの名前。

ラリルレロ?

こども用となるとあまり難しい名前にするのは…する意味もないし。
親しみやすくて覚えやすいのが最優先です。
こども歌劇の場合は必ず主役が3人以上です。園での劇発表を目的としているのに主役がひとりではかわいそうと思うからです。となると名前がいくついるの?特にこの「ヨーホー〜」は主役が4人。なにか統一性がほしいところ。
でもなかなか良い手が見つかりませんでした。名前が決まらないと書き出せない私です。年中さんでもすぐに覚えられる名前…
すると社長の桐生のぼる(元宝塚歌劇団)が「ねえねえ、あいうえおとか、かきくけこみたいなのにしたら?」とアイデアをだしてくれました。
すぐに「ラリルレロ」を思いつきました。ラン・リン・ルン…イケる〜!
でも男の子でも女の子が演じても平気な感じということで、リン・ルン・レン・ロンに決定しました。どれもありそうでしょ? それも男女問わずって感じで。
こども達の練習をみても、すぐに覚えていました。

ちなみに他のこども歌劇の役の名前もちょっと紹介しちゃいます。
「さんにんの王子」は色の名前です。パレット王国、キャンパス王国。
王子はラベンダー王子、オーキッド王子、ネイビー王子。
「さんにんのプリンセス」はお花。マーガレット、リリー、デイジー。
プリンセスらしいでしょ?


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