生活発表会 年長向け劇発表教材「はじめてのありがとう」読み聞かせより①
優しさ・思いやりを育む劇を、と書いた「はじめてのありがとう」。「ありがとう」という言葉や気持ちをこどもに伝えたいと、幼稚園や保育園の先生方はとても努力していらっしゃいます。
この劇はまさに「ありがとう」がテーマ。そして「ありがとう」と言われるようなことをする優しい気持ちを伝えたいと思っています。
読み聞かせを引用しながらストーリーを紹介していきますね。
きれいな村のいたずらっ子3人組
昔々、一面にお花がさき、きれいな川が流れる 小さな村がありました。村のひと達は みんな親切で仲良し…といいたいところですが…困った さんにんぐみがいました。
ひとりめは なまけもののグータ。
おうちのお手伝いもせずに、グーグー寝てばかり。
ふたりめは、嘘つきのツッキーです。
「火事だ!」とうそをついて、村は 大騒ぎに なったことがありました。
さんにんめは 意地悪が大好きなワーリー。
畑の野菜を全部ひっこぬいたり、怒った村長さんの くつにハチをいれたり。
ある日、杖をついたおばあさんが村にやってきました。
つづく