「やっぱり着物って良いなあ。背筋伸びるわ」
年末年始に帰省した際、母に着物を着せさせてもらった。「着せさせてもらう」って日本語あってる……?
人に着付けをする、いわゆる他装は初めてで、手順が分からなくなったり「ここ気になるな…でも、どこで調整するんだ…?」と混乱したり。帯までは到底たどり着けませんでした。
それでも、「やっぱり着物って良いなあ。背筋伸びるわ」と母が言ってくれて嬉しかったです。
2回やって分かったのは、自分で着る時以上に裾線を決めて腰紐を締めるまでをきちんとやらないと、後から調整するのが難しいということ。
私とは背丈も体型も違うので、そこもまた難しいポイントでした。「いつもだったらこのあたり」というように、なんとなくの感覚で覚えてしまっているせいかもしれません。
今回は身内相手の練習でしたが、もしもこれがお客さんへの他装だったら、「ここかな? これが原因かな??」と、うまくいくまで直し続けるわけにいきません。やっぱり、なるべく一度でバチッと決められるようになりたいです。
そう言えば、昨年某レンタル店で着付けをしてもらった際、背中側のおはしょりがこんな風になっていて。スタッフさん気付いてよ~!!って思いました笑 ピッピッと引っ張ったらすぐに直りましたが…
自分が誰かに着付けをする時は、「ちゃんとしてもらえなかった」みたいな気持ちには絶対させたくない。着物や、着物でのお出かけを楽しむ気持ちに水を差したり、写真を見てがっかりさせたくもありません。
考えれば考えるほど「着付け、ちゃんと覚えなきゃ」「絶対間違えないように…」と気負ってしまうのですが、楽しむ気持ちや嬉しい気持ち、何よりも着物が好きだ!という思いを忘れずにがんばります。
2月から着付け教室、通い始めます……!
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