
水泳嫌いの小学生が水泳が好きになってしまった理由
「水泳の授業、嫌だなぁ」「水が怖い」「どうせ泳げるようにならない…」 そんなふうに思っていた小学生が、いつの間にか「水泳がとても楽しい!」と言うようになりました!!
そもそも、水泳が嫌いになる子の多くは、スイミングスクールでの失敗体験や、コーチからの厳しい指導、叱責が原因になっていることが多いです。
「みんなはできるのに、自分だけできない…」という劣等感や、「もっと頑張れ!」「なんでこんなに通っているのに泳げるようにならないの?」と強いプレッシャーを受けることで、水泳そのものが嫌になってしまうのです。
子どもがスイミングスクールに通っていて、みんな泳げるようになりたいと思っている子が100%です。
泳げない理由は正しい指導がされてないからと私は言い切ります。
一方で、スイミングスクールに通っていない子は、そもそも「水泳が嫌い」という意識を持っていないこともあります。
水遊びの延長として自然に楽しむ機会があれば、水に対する恐怖心を持たずに成長することができるのです。
では、水泳が嫌いだった子が好きになったのは、どのような理由があったのでしょうか?
今日はそんなお話の紹介をします!
理由① 小さな成功体験を積み重ねた
水が怖い子やそもそも泳げない子にとって、いきなり泳ぐのはハードルが高すぎます。
でも、「顔をつけられた!」「5秒もぐれた!」「バタ足が上手にできた!」
そんな小さな成功体験を積み重ねるうちに、「あれ、できるようになっている?」と思えるようになります。
「前よりも上手にできた!」と実感できると、どんどん楽しくなってくるのです。
大切なのは、できたその瞬間に声がけをすることです!後から言われてもピンとこないですからね。
スイミングスクールでは、一度に多くの生徒をみるので毎回声をかけることは難しいと思います。
理由② 先生やコーチの温かい言葉
「できない」「怖い」と思っている子にとって、先生の声かけはとても大切です。
「大丈夫、大丈夫!できるよ!」 「おっ、ここまでできたのすごいね!」 「あとちょっとで成功しそう!」
こういうポジティブな言葉をもらうと、子どもは特に「やってみようかな!」「もう少し頑張ろう!」という気持ちになります。
逆に、「なんでできないの?」「もっと頑張れ!」「練習が足りないんじゃない」「真剣にやっているの?」といった言葉は、余計にやる気をなくしてしまいます。
安心してチャレンジできて、失敗しても励ましてもらえる環境が初心者にとってはとても大切です。
理由③ 自分のペースで進められた
集団レッスンでは、比較対象が見えやすく「みんなについていかなきゃ!」と思うと、焦ってしまい、自分はできていないと感じたり、苦手意識が強くなりがちです。
でも、「今日はここまでやろう」「ちょっとずつ進めればいいよ」といったように、自分のペースで取り組めるとプレッシャーがなくなり、楽しくなってきます。
成長速度は人それぞれですよね?だからこそ、自分のペースで成長できることが大切です。
理由④ スイミングスクールのレッスン内容が合わなかった
スイミングスクールの団体レッスンでは、実は泳ぐ回数が極端に少ないことがあります。多くの子どもが一度に受講するため、1回のレッスンで実際に泳ぐ時間はほんの数分程度しかないこともあります。(実際に保護者の方から聞いた話です)
また、コーチのアドバイスが少なく、簡単な説明の後は「とにかくやってみて!」という流れになることも多いです。
そのため、何をどう改善すればいいのか分からないまま、うまく泳げない状態が続いてしまいます。
さらに、定期的に試験があり、何度も不合格になってしまうと「自分はダメなんだ…」と自信をなくしてしまうことも。こうした環境が、水泳嫌いを生む原因になっていることがあります。
大きな声では言えませんが、水泳教室はビジネスです。できるだけ長く通って欲しいと思うのは当然です。
ですが、試験も2ヶ月に1回となかなか進級させないスピード感。練習も選手コースの子はガンガン泳ぐけど初心者向けのコースは指導も煩雑でゆっくり成長させる指導をしている所もあると聞きます。
順調に進級ができる方が珍しいという前提をまずはもっていただけると子どもに対する見方も変わるのではないでしょうか。
まとめ:好きになるには「楽しい!」が大事
水泳が嫌いな子がスイミングを好きになるには、
✅ 小さな成功体験を積み重ねる
✅ ポジティブな声かけをもらう
✅ 自分のペースで進める
✅ 指導環境が合っているかを見直す
この4つがとても大切です。
もしお子さんが水泳嫌いなら、まずは「楽しい!」と感じられる環境を作ってみることをおすすめします!
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