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[データ] コロナ禍 アメリカの犬・猫飼い主の支出動向に関する調査結果
TD Ameritradeが2020年6月に発表した調査結果「Pets & Finances Survey - Examining Americans’ financial attitudes on pet ownership」と、その一部データを引用しながらMoneyがまとめた記事が興味深かったので、一部和訳しながらご紹介します!
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アメリカではコロナ禍で犬と猫への支出が増加
・アメリカでは、コロナのパンデミック以来、犬と猫への支出が増加
・支出は、食べ物などの生活必需品だけでなく、ペットの誕生日パーティー(そんなのある!?)やネイルサロン(ペディキュアならぬ"Pawdicure"と表現)にも使われているとのこと
・実際に、アメリカ人のペット飼い主の約18%が今年はペットに例年以上にお金を費やしているという調査結果
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若い飼い主の方がペットへの支出を増やしている傾向
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よく世代を示す言葉として上記のような言葉が使用されますが(上記参考画像:pinterestより)、今回の調査では、以下の3世代に分けて調査結果を導出しています。当然ながら世代間によって支出傾向が異なりますね。
・Millennials(24〜38歳と定義)の約27%はパンデミック中に犬や猫への支出を増やした
・GenXers(39〜54歳と定義)の21%も同様に支出は増加
・一方で、Boomers(55〜73歳と定義)で支出を増加させたのはわずか8%のみ
世代間で支出傾向に最も違いがあったのはペット保険
世代間で消費行動は異なりますね。私もミレニアルズとして共感します。ペット保険の領域におけるD2C/DNVBブランドの成長も、ペット保険が若い世代に受けている要因の一つではと思います。
・MillennialsまたはGenXersは、ペットの保険に対して、Boomersの3倍から20倍の支出を行っている
・ちなみにMillennials、育てているペットの頭数は子どもの人数よりも多いという結果もある(American Animal Hospital Association調べ)
犬の飼い主&猫の飼い主に関する、全体&世代別の年間支出額、支出領域
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・474人の犬の飼い主、320人の猫の飼い主を対象に2020年春に実施されたアンケート結果
・猫の飼い主の年間支出総額は$687であり、犬の飼い主はその約2倍弱の$1,201を支出
・犬はGenX世代が最も支出($1,445)をしているのに対して、猫はMillennials世代が最も支出をしている($745)
他の調査データを見ると、犬の飼い主の年間支出は$1,400〜$4,300というデータもあり、猫の場合も然りで当該データよりも支出が大きいデータもあるため、他の調査結果と併せて活用した方が良さそうです。
日本のデータ
日本だとアニコム損保社が毎年発表している「ペットにかける年間支出調査」のデータが引用されるケースが多いと思います。以下が2020年3月末に開示された内容です。調査対象の保険契約者は、保険未契約者よりも支出が多いことが予想されるので、上記のデータを基にした単純な日米比較は難しいです。日本においても飼い主の世代間のギャップはあるでしょうから、分解すると興味深いデータになっているのでしょうね。
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