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海外ペットテック スタートアップニュースまとめ#21(インド市場+インド発ペットECのSupertails)
今回はインドにおけるペット市場の成長を示すデータと、その中でも成長を遂げているECプラットフォームの紹介です。
インド発ペットECプラットフォームSupertailsがシリーズAで$10Mを資金調達
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インドのバンガロール発で2021年に創業したペットECスタートアップのSupetails。Supertailsは、ペットケアから、フード、グルーミング、ファッションまで、総合的な商品やサービスを提供するユニークなオンラインプラットフォーム。今後大きな成長が期待されるインドのペット市場のリーディングプレイヤーを目指す。24時間体制のオンライン獣医相談(現在までに2万以上のペット相談実績)やオンラインでのトレーニングアドバイスの提供等も行う。ペットフード、おやつ、アクセサリー、グルーミングなど、10,000以上の商品、そして200以上のパートナーブランドの品揃え。
今回の資金を使って、独自のアプリの開発、D2Cブランドの立ち上げ、ペットケアサービスの拡大(機能性食品開発やペット薬局の構築)、サプライチェーンの強化、販売後の顧客体験の改善などを行う予定。
インドのペット市場の統計データ
インドのペット市場は年率13.9%(複数の統計を鑑みると全世界CAGRは5-6%。日本は既に成熟しており安定的に1-2%。)で成長しており、世界で最も急成長しているペットケア市場の1つ。成長の背景は他国のトレンドと同じく、核家族の増加、都市化、ペット飼育に対する考え方の変化がある。ペットは家族の一員とみなされ、人々はペットにできる限りの世話をしたいと考えるようになっている。犬の飼育数増加が市場成長のドライバー。
インドのペット市場は、2022年には4億9,000万ドル(約650億円)、2025年には8億ドル(約1000億円超)に達すると推定されている。インドではペットの飼い主の多くが中流・上流家庭の出身であるため、ペットのためにより高品質な製品を求め始めている。
ペット市場では、ペットフードのカテゴリー市場が3億1,000万ドル(70%)と最も大きい。ペット用医薬品が9000万ドル(18%)でこれに続く。ペット用アクセサリーは6,500万ドルを占める。その他のペットケア製品は、残りの3500万ドルを占める。
インドの動物医療市場は1億6900万ドルで、2027年には1億8600万ドルに達すると予想されている。
インドで最も人気のあるペットは犬で、2023年末には3,100万頭の犬が飼われることが予想されている。2番目は猫。
毎年、インドでは60万匹のペットが養子縁組されている。
インドには約8,000万匹のホームレスの犬や猫がおり、路上やシェルターで生活している。85%の人が路上でホームレスの犬を飼うことを望んでいないが、それを実現するためには解決すべき困難が多い。
インドのペットオーナーは、1カ月あたり約4,000ルピー(約$52)をペットのために費やしている。この金額のほとんど、75%から80%は食事とおやつに使われている。
インドのペットグルーマーの月収は130ドルから325ドルほど。
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