詩集 陽光のかほり・・・ 第 83 篇「木霊(こだま)」
届いてる? って 投げかけると
届いてる! って 還ってくる
信じてるよ? って 問いかけると
信じてる! って 還ってくる
愛してるよ! って 心を送ると
愛してるの? って 還ってくる
投げかければ 木霊は 還って来るもの
満足も 不満足も
そこには 存在せずただ 還って来るものなのに
何処か 心は満たされない 満たしたい・・・
声無き木霊に鈍感なまま
今 還って来ているものを
木霊のせいにする 盲目性
木霊の発信元は 自分自身なのに・・・