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此ノ命 刹那ノ如キ 煌キ也 "KATANA ZERO" ゲームレビュー




・どんなゲーム?

本作品のジャンルは

”(高速)スタイリッシュ2Dアクション”

裏社会で犯罪やドラッグに関与する人物を始末する主人公。
精神を安定させる薬によって手に入れた超能力で裏社会の奴らを始末し続ける、そんな彼は裏社会で「ドラゴン」の異名で恐れられていた。



・今作の特徴

・超能力

精神を安定させる為に手に入れた超能力は「予知能力」
時間を自分のものにし、戦場を駆け抜ける。
超能力を使用すると一定時間、時の流れが遅くなる。

超能力を駆使することで、回避や攻撃、さらに相手の銃弾を跳ね返すことで
カウンターを喰らわせることも可能。
だが油断は禁物である
能力中は無敵では無い、敵も自分も一度でも攻撃を受けると即死である。

たとえやられても時を巻き戻すことでリトライができる。
ステージの初めからになるが1ステージ辺りは短めなのでガンガン行こう。

ステージをクリアすると自分の行動が再生され、見返すことができる。
この時の視点は超能力を使っているのが見えない、まるで監視カメラの視点である。

「お前何回繰り返している…?」



・会話システム

もう一つの特徴として独自の会話システムがある。

応答できる時間が決まっているので迅速な判断が必要
選択肢によって相手の反応や引き出せる情報に変化がある。

好きな選択肢を選ぼう

また選択肢上のゲージに赤色のゾーンがあるが、そのゾーンでしか選択できない選択肢がある、その際心無い言葉や予想外の選択肢が出ることも。



・ストーリー

本作の見どころの一つにストーリーが上げられる
中々残酷な描写は多いものの奥深いストーリーが楽しめる。

毎日見る悪夢を改善するため通っているセラピストとの会話や
自分の行った仕事がニュースになっていたり

人々との会話やストーリーを進めるにつれ主人公の苦労が伝わってくる
そういった心理的描写の鮮明さもこのゲームの良さでもある。



・良い所&悪い所

さて本作品の特徴を出していったわけだが全て良かったわけじゃない
今度は良いとこ、悪いとこについて書いていく。

‣良い所

・爽快感のあるアクションが楽しめる
・クリアしたステージは細かいセクション事に再度やりなおしができる
・ドット絵が細かい、色んな所にこだわりが感じられる

‣悪い所

・残酷な描写が多い(ドットでも苦手な人は注意!)
・基本即死なので後半は難易度高め
・裏ルート分岐を見ようとすると少し大変



・一言まとめ

最後に一言でまとめると

「太く短いゲーム」

ゲーム全体のボリュームは程ほど(8時間程でクリア)だが
独特な描写やストーリーのインパクトが強い。

アクション要素もシンプルながら十分に楽しい
常に死と隣り合わせのスリリングさを感じれる。

決して明るいストーリーではないが、残酷な描写に抵抗がない人は
遊んでいて楽しめるはず。




・あとがき

ここまで読んでくださりありがとうございます。
「KATANA ZERO」の魅力が伝わったら幸いです。

本作品を遊んでいて思ったことはとにかく「残酷な描写が細かい!」
残酷すぎて引いてしまったとかでなく、素直に驚いてしまいました。

裏社会の話というのもあり、そういった表現にはかなり凝っていて個人的には良かったです。
過去には表現のせいで一部地域で発売禁止になるほどでしたが、苦手でなければ表現の凄さに圧巻される作品でした。(現在は禁止解除済み)

アクションも単純な一本道でなく様々な戦術が取れたりと楽しかったです
爽快感を求める人にもオススメできる作品です。



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