牡蠣の基礎知識①
NOTEを開いてくださり、ありがとうございます。
こんにちは、ペスカデリア赤坂店です。
本日は牡蠣の基礎知識をまとめてみました。
①なので➁③と続きますので、ごゆるりと見てください。
~牡蠣といっても実際はさまざま~
「Rのつかない5月から8月は牡蠣を食べてはいけない」など虚実入り乱れた知識が先行する傾向も。
実際は産地や牡蠣の種類、養殖方法を知ることで、一年中楽しむ事ができます。
日本で食べられている牡蠣は味わいの上で「真牡蠣」「岩牡蠣」「海外産オイスター」の3種類に大別されます。
「真牡蠣」は日本で養殖される牡蠣の約8割を占める人気の牡蠣、日本人がイメージする「牡蠣」の代表。
「岩牡蠣」は真牡蠣より大きめの牡蠣で味わいも濃厚、一般的に夏場が旬とされています。
「海外産オイスター」は世界各国で養殖されている牡蠣を輸入したもので、日本の牡蠣に比べると比較的小粒でミルキーな味わいが特徴です。
しかし、それぞれが決して一様ではありません。
この3種類の他に、各地にそれぞれに土着している「地牡蠣」と呼ばれる牡蠣もあります。
「海外産オイスター」の代表格にアメリカ産の「クマモト」があります。
近代に入ってからアメリカでは日本の真牡蠣の種を輸入し養殖を発展させていましたが、第二次世界大戦後にふたたび日本から牡蠣の種を輸入しようとした折、広島や宮城の産地は戦争の痛手により出荷できる体制になく、代わりに熊本県の牡蠣が輸出されました。
これを契機にアメリカに定着したのが、有明海の地牡蠣シカメガキ。
現在の日本では地牡蠣であるシカメガキは流通に乗るほどの生産はありませんが、アメリカから逆輸入されたかたちで、すっかり「海外産オイスター」の味わいとなったシカメガキを味わうことができるようになりました。
今回のNOTEを読んでいただき、ありがとうございます。
次のNOTEも読んでいただけたら何よりです。
では、お店で待っています。
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