
憑依まりあの話(レヴィーのデッキ構築)
実は昨年度の1月弾からちょくちょく追加をもらえてるので正当に強化されてるんですよね、レヴィー。具体的には47弾で混色アオミドリとライフリカバリー、新年度の48弾でスタートリソース、49弾でレイドアカ
ストーリー上は旧時間軸から新時間軸へ移る際に消耗してかなり弱体化しましたが、カードゲーム上ではしっかりと強くなっています
みんなの足並みを揃えるために《ティンバーフォース》など早期にリソースを置く手段が軒並み封神されてしまいましたのを、相手依存かつ用意するコストも負担が大きいためかお目こぼしをもらっていた《おもち大好きカモミール》と《セカイを穿つ白の衝撃》で上振れ先2始動で8面埋めとか言ってましたが、最近の強化で安定プランに切り替えました
デッキレシピ
実はスタートリソースを増やしてもいいかと検討中ですが、ここから何か削って枠を空けるというのができずにいます。本当なら既存のデッキから無理に引くのではなく、最初からスタートリソースを2枚以上で固定したところから積み上げてデッキ組み上げるべきなんですけど

カード開発側からのコンセプトを読み解けば、毎ターン《エンド・オブ・ザ・ワールド》(以下EotW)を使い続けろって主張が滲み出てくるのでこういうデッキレシピになります。そして僕はその方針に従ったデッキ組むのが好きなので、結果としてこういうデッキレシピになります

3ターン目の行動はEotWからのワールドデリーター
4ターン目はEotWでコスト7まで出せたり、信長に未来あるアーサーを添えたり、三色アバター降臨だったりします
芽吹まりあ の話

エクストラパックのアイドル弾で収録され、汎用性の高さと採用する際に既存デッキ構築への負担が極少であることなどから、よく目にするカードです
レヴィーにとっての芽吹まりあ
秘匿ゾーンであるデッキ上にあるゼクス1枚が登場し得るという意味で、これらセカイイベントの亜種6枚目が毎ターン使えるという感じです
もちろんEotW経由のWDレヴィーがリソース6枚以上にしてくれた後なら、これらがプレイされることで効果も昇格しますので、そういうガチャです

2ターン目まりあに必要な4枚
このデッキに限らず《目指すは憧れスーパーメイド まりあ》を2ターン目にプレイする方法は、特定のカードを揃えられればという前提でそれなりに存在し、天竜ゆたか(フレデリカ)、カテゴリピュアティ、カテゴリ華影あたりではまぁまぁ狙いやすく成功率もなかなかです
上に挙げたデッキでは低コストのゼクスをプレイした後にリソースがリブートすることで、憑依条件で8から2~3に下げながら緑リソースコストを支払える状況を作っています。憑依条件を用意する手段にイグニッション成功を組み込んで多くのデッキで採用されたため、緑系のデッキ相手にはイグニッション用のチャージを与えないか、スタートカードも破壊してスクエアに憑依条件を残さないプレイングが確立されつつあります
ではレヴィーならどうでしょうか? 必要なカードは4枚あります。まりあをプレイする2ターン目までに集めてください。成功時の見返りは悪くありませんがZ/Xは初期手札4枚のゲームです
ちなみに集めるのはこの4枚です

まずゲーム開始時にスタートカードとスタートリソースとゲートカードをそれぞれのゾーンやスクエアに置きます。これで3枚が揃いました
例示した画像では白衝撃になっていますが、これは《ワンス・アポン・ア・タイム》(以下OuaT)の起動能力で指定名称のカードをトラッシュへ置く必要があるためなので、同系サイクルの5種どれでも構いません。最初に4枚コンボと言いましたが、ゲーム開始時にルールで揃いますからデッキに16~18枚とか入ってるイベントを2ターン目までに引ければ成功です。簡単ですね

1ターン目にOuaTの起動能力でホロウ・ディザスター レヴィーのトークンをノーマルスクエアに登場させ、それが次のターンまで生き残ってくれれば憑依条件でプレイとなりますが、当然それを相手は止めに来ます
《ドラミコニューイヤー'16》があればトークンを守りつつ追加のアドバンテージも得られますが、今回の例では守れなかったとしましょう。普通にリソース置いただけの2ターン目が来ます
ゲートカードの起動能力で無2支払ってセカイ名称のイベントをトラッシュに置き、コスト3のトークンを登場させてパワー5000で生存したスタートカードと合わせたコスト6を軽減し、スタートリソース(5色)を含む緑2で憑依条件まりあプレイ
相手が1ターン目にバニラ5000スタートカードとノーマルスクエアのトークンを同時に処理する方法を持たなければ、デッキ内の3割以上を占めるイベント引いてくるだけなので再現性はかなり高いはずです。もし1ターン目のトークンが生き残っていれば、相手ターンに黒斬撃を構えてまりあ守れるかもしれません
まりあガチャの当たりハズレ
シャッフルしたデッキ上1枚という不確定要素により効果の影響が読めないというだけで、まりあで得られる恩恵は絶大です。外れたら盤面になにも影響を与えませんが、成功時は単純に無償でコスト4パワー6000がプレイされるだけでもコストパフォーマンスはぶっ壊れてます。その中でも相手ターン中ならこれらが当たり枠と呼べるのではないでしょうか

まずこのゲーム根幹のルールとして、相手ターンは相手の攻撃宣言で発生したバトル中にしか起動能力のプレイを宣言できません。基本的にプレイヤースクエアへプレイされるまりあが脅かされるのも相手の攻撃によります
そのため相手の攻撃を妨害できるカードがプレイされれば、まりあ生存して次ターン以降も使い続けられる可能性があります。そういう意味での当たりがこれらになります。コスト3以下の破壊とパワー増加、コスト5以下の破壊、そしてコスト上限なくゼクスを手札に戻せます。もしもリソース6枚以上になっていれば、黒斬撃も含むセカイイベントのサイクルいずれかでゼクスを登場させる効果を使ってアオミドリが飛び出すかもしれません

このデッキの主戦力を担うワールドアバターの半分は、その能力が有効なのは自ターンに限られていて、相手ターンにプレイされてもあまり強くはありません。しかし盤面に処理すべき対象が増えることにはなるため、対応が追い付かずに生き残ってくれれば、自ターンに活用できます
このデッキの切り札の一角を担う信長ですが、手札から起動能力をプレイしないと、ただ大きいだけで脅威とは呼べません。そういう意味ではハズレ枠だと言えるでしょう。なんとかして手札に戻す手間を考えるとデッキに戻ってくれた方がマシまであります
緑爪撃がハズレの理由はわかりやすいですね。リソース6枚以上にならないと効果が発揮されないためです。なので後半はハズレ枠ではなくなりますが、最速2ターン目まりあ(もしくはその次の相手ターン)で緑爪撃が見えたらトラッシュを増やす程度の意味しかありません
赤黒の共同戦線も、まりあガチャではハズレ枠の扱いです。一応これはプレイングでケアできなくもないのですが、赤いゼクスか黒いゼクスが攻撃していないと共同戦線の6000ダメージもゼクス回収もできないためです。そういう意味では緑爪撃に近く、赤黒(を含む全色)のレヴィーが攻撃しているバトル中ならハズレ枠ではなくなりますが、そんな限定的なタイミングで使う方が非効率なのでハズレ枠と割り切りましょう
なお、プレイしなければまりあのフォースになるため、プレイしてトラッシュへ落とすことになりますが、そうするとターン終了時まで同名をプレイできなくなるので使えるようになるのは次ターン以降です。そういう意味で他のハズレ枠とは一線を画する大ハズレです
ターンごとのガイドライン
1ターン目はスタートリソースの条件達成を念頭に置いて、ワールドアバターをリソースに置きます。リソースに5色があれば、ニューイヤーの効果が最大化され、アオミドリの破天降臨も使えるようになります

2ターン目は前述の通り、まりあ憑依。プレイした後はアドリブですが、ゼクスが出たら相手プレイヤースクエアに隣接させて威圧します。このノーマルスクエアのゼクスが3ターン目も残っていれば、そのまま攻撃要員です
3ターン目はEotW経由のWDレヴィー、そしてリソースが6枚以上になれば世界の化身たちの破天降臨で展開します。クロかシロがいれば連鎖的に展開して8面埋めを目指せます
相手ターンに起動能力を使わせたいシロクロをシフトで絶界にして、トラッシュに黒斬撃か緑爪撃があるような状況がこの構築における理想

ここまで来たらあとはお好きにどうぞ
信長+アーサーやデウスエクスマキナでリセットボタンを押せるのに惹かれて、安全に勝てるルートを見落とさないよう気をつけましょう
スタートリソースの可能性

これ、リソースに置いてるだけだと忘れがちですが、種族を参照すれば緑爪撃からアークゼクス並みのパワーを射出できるんですよね。各種イベントだけでなくクロの起動能力からも展開可能なので、複数枚の採用が与太話ではなく割と現実的な理由で浮上してきました
アカの自ターン+5000と巨嫉でオーバードライブ超えられます
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