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IGOBはどこから来るかの話

とりあえずnote書いた動機としては、ブロッコリーのZ/Xルールサポートが僕にメール返信くれないから、自分で考察したの公開しないと第三者の目線で明確な誤りがないか探してもらえない。査読って大事よ


序論

この投稿が2月半ばだから約2ヶ月。ブロッコリーさんからの返信メールは公開しないけど、僕が送信する前のスクリーンショットを公開するのは禁止されてないよね
 
というか数ヶ月おきにルールサポートへは(それぞれ別の内容で)問い合わせを送ってるけど、最後に回答が来たの2年前だから意図的に無視されてると思う。もちろん自動返信は届いてる

総合ルールから抜粋

登場する

最重要なのは1007.1に定義されている「スクエア以外のゾーンからスクエアに移動」の部分。スクエア上にあるカードはスクエアに登場しない
 
登場しているならば、直前まで(トークン以外は)スクエア以外のゾーンに存在していたことになる。例外的にトークンは1007.3により、前のゾーンの情報を持たないが、少なくともスクエア上には存在しなかったことは確か
 
1007.5については後で掘り下げる

IGOB

202.7aおよび202.7bから、上下の半分ずつを合わせて1枚になるが、上半分だけでもカード種別はゼクスオーバーブーストであり、ゲーム中はゼクスとして扱われる。オーバーブースト上半分はデュナミスにあってもゼクス

1015.1には「登場させます」とあるので、1007.1よりIGOBはスクエア以外のゾーンから移動している。直前のゾーンの情報として上半分はデュナミスにあり、下半分は裏向きでスクエアにあり、それらを合わせて1枚のカードとして「登場」させているならば、スクエア以外のゾーンは半分だけとはいえデュナミスから移動したということになる

カードデータの抜粋

この後の話に必要なので抜粋していくよ、まずはIGOBとの類似点で横に2枚を合体させる久保田などから

SUIG久保田

スーパー・アルティメット イグニッション久保田

あなたのリソースが6枚以上ある場合、ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚まで選び、破壊し、あなたの手札にある同名2種類を合わせてリブートでゼクスのない◎のスクエアに登場させる。

冷徹な鬼面刀 鳴子百合

相手のゼクスが手札以外から登場した時、あなたのデッキの1番上のカードをリソースにスリープで置いてよい。

誓いイベント

別に誰のでもよかったけど、これを選ぶのがもっとも角が立たなそう

あなたのチャージにカード名に「リゲル」を含むカードが2枚以上ある場合、あなたのプレイヤーはIGOBして、カード名に「あづみ」を含むゼクスになる。このカードはあなたのターンにしかプレイできず、相手のリソースにカードが6枚以上ある場合にしかプレイできない。

新年の景気づけ メガ

あなたと相手はデュナミスから元々のコストが10以下のゼクスをプレイできず、元々のコストが10以下のゼクスはデュナミスから登場できない。

本論

では本題に向けての組み立てに入る。まずは半分ずつを合わせて1枚の話

相手のプレイヤースクエアに鳴子百合がいて、手札からSUIG久保田の起動能力をプレイして、右部と左部を合わせて1枚のゼクスとして登場させる。この場合、SUIG久保田の登場で鳴子百合はリソースを置けるか
 
1枚のゼクスになる前の右半分と左半分とのいずれも、虚空から湧き出るトークンではないので、前のゾーンの情報を持っているし、それらを合わせたSUIG久保田はその情報を持つ
 
もともと右部は手札にあり、左部も手札にある。どちらも移動前のゾーンは手札であるなら当然SUIG久保田は手札から登場しているので、鳴子百合の自動能力ではリソースを置けない
 
SUIG久保田は手札と手札から登場していることになる。半身の左右で情報が重複しているので、特別に分ける必要がなければ単に手札から登場していると表現していいだろう。これは見たままで直感的にも手札からとわかるのでさほど難しくない

IGOBする能力をプレイしたとする、もう鳴子百合は忘れていい
もともと下半分は裏向きでプレイヤースクエアにあり、上半分はデュナミスにある。これら2枚を合わせて任意のスクエアにリブートで登場(スクエア以外からの移動)をさせる
 
IGOBもトークンではないので前のゾーンの情報を持っているが、裏向き下半分はスクエアにあって現在のゼクスオーバーブーストもスクエアにあるので、スクエア以外からスクエアへの移動はしていない。対して上半分はデュナミスからスクエアへ移動しているので、ゼクスオーバーブーストの持つ前のゾーンはNullとデュナミスとなる
半分だけとはいえ、デュナミスから登場している

ゼクスオーバーブーストは、上半分だろうと下半分だろうとゲーム中はゼクスとして扱われていて、しかも上半分はコスト7も持つ
 
新年メガが、元々のコストが10以下であるゼクスはデュナミスから登場できなくしているので、1015.3によりIGOB開始直前まで戻される
(イベントや起動能力のプレイのために支払ったリソースコストは支払われたままで、IGOBする指示により公開されたゼクスオーバーブースト下部と上部を裏向きでプレイヤースクエアやデュナミスに戻す)
 
もし仮にゼクスオーバーブースト上半分がSUIG久保田の半身のようにコストを持たないかコスト∞だったなら、コスト10以下の範囲に引っかからないのでIGOBできるはず。ただ上半分は色とコストのパラメータを持ってしまっているので新年メガで詰まされる

結論

新年メガの常在能力が、デュナミスにあるコスト7のゼクスオーバーブーストが登場するのを禁止しているので、IGOBできないと僕は結論付ける
 
つまり、なんとかしてプレイヤースクエアに出せたならリユニオン勢は詰む。特にTTネフライトは憑依やトランスも縛られるから辛い

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