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アリシアの話(ネクスト・フロンティア発売前)

ネクストフロンティアの新プレイヤー、アリシア
赤の国で生まれ育ち、機械技師のマイスターとして身を立てたが、ロボット工学への憧れを見抜いていた父に後押しされて移住。それなりに名の売れている実家の後ろ盾を手放すためと、本名の草百日(したがき・ももか)ではリットラズリ共和国で暮らすのに不都合なためもあり、リットラズリ出身であった曾祖母の苗字グッドウィルなどからでっち上げた偽名を名乗ります
 
ちなみにジニアはGeniusではなくZinniaなので、天才の意味ではなく本名から取った百日草(ひゃくにちそう)のことを指しているのでしょう
 
相棒のメルク(Mercurius)は液体金属の(アリシアいわく)ロボット
素体は赤の国で暮らしていた頃に制作された当時から片鱗は見えていたが、青の国で更なる改良をされた結果、明らかな自我を示すほどの知性と多彩な変形能力を獲得している。コーヒーも淹れられる


公開カード画像

未公開のカードもありますが、Twitter(現X)で公開された順に貼ります

暫定版カードリスト

公式サイトのキャラクターページで公開されている画像から、まだ見えていないカードが3枚はあります。モーニングルーティーン、戦闘、部活
先に公開されているコレットのカードプールと見合わせると、おそらく008が部活動で010がモーニングルーティーン、そして035が「百獣の娘」のような二つ名を盛られた戦闘でしょうね。イラストの状況を考えればモーニングルーティーンと戦闘は、アリシア&メルクとなっていてほしいところです

E50-007 一流の機械技師 アリシア N
E50-008  ※未公開※
E50-009 あの日見たルーツ アリシア N
E50-010  ※未公開※
E50-011 メルク・モディフィケイション N
 
E50-032 ハピネスタイム アリシア R
E50-033 輝きの夜景クルーズ メルク R
E50-034 大統領への謁見 アリシア&メルク R
E50-035  ※未公開※
 
E50-065 アリシア・ジニア・グッドウィル R+
E50-066 アリシア・ジニア・グッドウィルEX R+
 
E50-076 技術の探究者 アリシア SR
E50-077 高まる遊び心 メルク SR
E50-078 大統領 オーレリア・ブルー SR

一応これ書く前に確認した限りでは、カードナンバー006が初命の集中カウンターマーカーになってました。それに加えてNが27種なので赤のRが4枚なら028~031でアリシアのカードも同様に032~035で収まりが良いので、未公開カードの番号は上記のように仮定します

カードコメント

ひとまず見えてるカードの評価や考察をまとめていきます

あの日見たルーツ アリシア

スタートカードでコスト3のパワー4500で標準的な数値
常在能力により、チャージにある限り手札上限を増やします
 
チャージで有効な起動能力により、手札にあるアリシア名称かメルク名称のカード1枚をデッキ下へ置くことをコストに、下記いずれか1つの効果を解決します。手札を切るだけで、このカード自身はずっとチャージに残ります

  • カード2枚を引く

  • スクエアにあるアリシア名称のゼクスを選んで、トラッシュにあるメルク名称のカードを選んだゼクスのフォースにする

毎ターン、手札1枚をデッキ上の2枚に変換して、量的なハンドアドバンテージを得られます。既に見えている暫定カードリストの時点で、よほどのことがなければ専用カードで固めた構築になるであろうことが予想されますのでコストに困ることはないでしょう
 
トラッシュからメルク名称をアリシアのフォースにできる方の効果は、メルク名称のカードが持つ「有効:フォース」の能力が東雲纏を彷彿させるようなのばかりなので複数採用してもいいと思います

一流の機械技師 アリシア

イグニッションアイコンを持ち、コスト3でパワー4500は見慣れた汎用スペックに、スタートカードの能力を分解したような能力です
 
起動能力で、手札にあるこのカードをデッキ下に置くことで、トラッシュにあるメルク名称のカードを、スクエアにあるアリシア名称ゼクスのフォースにします。スタートカードの能力と挙動がほとんど変わりません
 
登場時に自動能力でカードが引けます。青いゼクスでなくてもよく見ますね

ハピネスタイム アリシア

イグニッションアイコンと、キーワード能力のライフリカバリーを持ちます
見た目のサイズは標準的なコスト3にパワー4500ですが、実質プレイするコストは青1です
 
常在能力により、相手のリソースが4枚以上あれば、手札にあるメルク名称を公開することで、このカードのコストを2軽減してプレイできます
 
自動能力で、このカードの登場時、手札1枚をこのカードのフォースにしてデッキから2枚を引けます。ほとんどの場合、常在能力で公開したメルクをフォースにすることになるでしょう。無駄がないギミック利用の流れ

輝きの夜景クルーズ メルク

イグニッションアイコンと、キーワード能力のヴォイドブリンガーを持ちます。最近では見慣れたコスト3のヴォイドブリンガーですね
 
フォースゾーンで有効な起動能力により、手札をゼクスのフォースにすることをコストとして、ノーマルスクエアにリブートで登場します。自分のリソースが5枚以上の条件と、同名でターン1の制限こそありますが、後続のメルクを補給する副産物で登場しているようなものなので実質無料です
 
自動能力により登場すると、相手のコスト4以下を手札に戻せます。本来のヴォイドブリンガーが役立つ状況でライフから登場しても頼りになりそうですね。登場させる方法も自身で備えていて使いやすそうなサポート役

大統領への謁見 アリシア&メルク

コスト4でパワー6000あって、レイド能力で登場させやすい上にアリシア名称もメルク名称も持っています
 
自動能力により、このカードが登場した際に、デッキ上2枚を引いて手札2枚をデッキ下に置きます。枚数こそ増えませんが、手札の質的向上が見込めます。引きすぎたライフリカバリーをデッキへ返すのでもいいでしょう
 
自動能力により、このカードがスクエアを離れるかアリシア名称のフォースになると、相手のコスト5以下のゼクスを手札に戻せます。相手ターンに攻撃されることなどで容易に誘発しますし、自ターンでも電影や憑依条件などを利用することで副産物的に除去が飛びます

技術の探究者 アリシア

常在能力により、リソース5枚以上あれば手札のメルクを公開するごとにプレイするコストが下がり、その方法で登場させたら公開したメルクをフォースにします。メルク1枚につきコスト2軽減なので2枚を見せれば青1でプレイされます。そのついでに謁見で除去したりするわけですね
 
起動能力により、このカードのフォース+1枚までカードを引けます。フォースがなくても最低保証で1枚は引けます
常在能力でフォースを得られて、青1でプレイすれば3ドロー、サイズもそこそこありますので普通に攻撃させてもよいわけですし、憑依条件などへの転用も可能で使い道の幅が広い便利なカードです

高まる遊び心 メルク

コスト8でパワー11000はアークゼクスのサイズですね、実際やることはアークゼクスのヴェイバトロンみたいなカードです
 
フォースで有効な起動能力で、コストは青2と大型ゼクスを登場させる能力としては軽く、アリシア名称のフォースになっていて自分のリソースが5枚以上あれば、このカード自身と追加でもう一枚フォースのメルクをリブートで登場させて、ターン終了時までレンジ2を付与します
この能力で付与されるレンジ2は、このカード自身と追加のメルクで合計2枚になりますので、普通に相手のプレイヤースクエアを囲っていれば5回の攻撃になりますね

メルク・モディフィケイション

コスト3のイベントカードですが、自分か相手いずれかのリソースが5枚以上あれば、コストを支払わずにプレイできます。イベント能力の方に同名ターン1の制限がありますけれど、自分のターンでも相手のターンでもプレイできますので、2枚目以降であろうと少し待てばあまり圧迫されません
 
イベント能力は、デッキ上5枚を公開して、同名以外のアリシア名称かメルク名称を合計2枚まで手札に加えられます。残りのカードは任意の順番でデッキ下へ置いてシャッフルしないので、長期戦だと狙ってイグニッションできたりもするかもしれません
 
有効フォースゾーンの起動能力で、自ターンに青1を支払うと、ノーマルスクエアにアリシア名称かメルク名称を登場させられます
相手のリソースが4枚以上ないとプレイできませんが、登場させるゼクスのコスト上限もなく、複数あればその分だけ使えます。このために常在能力によるコスト軽減がない1ターン目からプレイしていいのかもしれません

大統領 オーレリア・ブルー

コスト青1のアセンション、シールド値は0なので通常時は攻撃されたら耐えられず即座に破壊されます
 
ゼクステンド・ドライブ能力により、ゼクスもアセンションもないプレイヤースクエアに登場させることができ、この方法で登場させたらシールド値を2つ得て、攻撃3回まで受け止められます
 
このカードの登場時に誘発する自動能力により、以下いずれか1つの効果を解決できます。どちらも除去なので状況に合わせて使い分けですね

  • 相手のコスト8以下のゼクス1枚を手札に戻す

  • 相手のコスト3以下のゼクス2枚まで手札に戻す

例えばイベントエクストラを使ったターンに、慢心した相手がコスト3以下でライフを攻撃してきたら2枚を戻す方を選ぶこともあるでしょう。

カードの使い方

カードごとに相手のリソース4枚以上や自分のリソース5枚以上などの条件はありますが、基本的に青1か青2などの低負担で展開できるようになっていますので、それらの組み合わせで攻撃することになります

ハピネスタイムと夜景クルーズ

特に変わったことはなく、相手が後攻2ターン目にコスト4を立ててノーマルスクエアでの殴り合いを選んだ返しの、こちら先攻3ターン目です

手札のメルク名称を公開して軽減した青1でハピネスタイムをプレイします。登場させたら公開したメルクを自動能力でフォースにし、カード2枚を引けます。この場合どちらかというと引くのが副産物ですね

フォースゾーンで有効な夜景クルーズの起動能力で、手札をフォースにして夜景クルーズそれ自身を登場させます。そして登場時に誘発する自動能力でコスト4以下の相手ゼクスを手札に戻せます

モディフィケイションをアリシアのフォースにしていれば、そこから青1でさらに展開が可能になります。これ書いてる時点では未公開の「戦闘」や「モーニングルーティーン」がコスト不明ではありますが、名称さえ含んでいればモディフィケイションで登場させるゼクスにコスト上限はありませんので問題ありませんね

探究者と遊び心+α

相手が後攻2ターン目にイグニッション成功から憑依まりあ。そこから起動能力で神無月をプレイし、プレイされた神無月が5枚目としてリソースへリブートで置かれました。なんか始まりました
 
弥生によりプレイされた睦月の自動能力でノーマルスクエアのアリシアはリソースへ置かれつつプレイヤースクエアを攻撃され、空いたところを文月によりプレイされた水無月でライフを叩かれ、登場したメルクも戻った睦月によりプレイされた皐月に攻撃されました
 
そんなこんなで先攻3ターン目、リソース6枚、チャージ2枚です

自身の常在能力でコスト軽減し、技術の探究者を青1でプレイします。公開した手札がフォースになるため一時的に手札2枚を失うように見えますが、後ほど登場させたり別の方法でアドバンテージを得るための準備なので得しかしていません
 
大統領への謁見は、アリシアのフォースになることで相手ゼクスを手札へ戻せます。アリシアのカードプールには、フォースゾーンでも有効な能力が多数ありますので、行動ごとに細かな誘発を見落とさないようにしましょう

高まる遊び心メルクはフォースゾーンにあると、その紐づいているアリシアのフォースゾーンから自身ともう一体のメルクを登場させられます
支払うコストは青2で2体のゼクスがコスト上限なしに展開される上に、それらの登場したゼクスがレンジ2を得ます。自分のプレイヤースクエアから相手プレイヤースクエアへ攻撃が届くのは一般的な除去能力では止められにくい点だけでも優秀で、相手ターン中の守りも固められて安心です

探究者とモディフィケイション

相手にとっての後攻2ターン目、こちらのリソースが4枚以上ありますので夏の輝きを青2支払った起動能力で登場させ、さらに残る青2で神話以上の物語をプレイし、盤面を埋めながら手札も維持されました
 
返ってきた先攻3ターン目、リソース5枚だとしましょう

手札のメルクを公開することでコスト軽減し、技術の探究者を青1でプレイします。そして公開したメルクをフォースにしますが、そのうちの大統領への謁見はフォースになることで誘発する自動能力を持っています
 
謁見があることで、メルクをフォースにする能力は相手のコスト5以下を手札に戻す能力とほぼ同義。多用しますので覚えましょう

チャージにあればスタートカードでも代用できますが、この例では手札にある一流の機械技師の起動能力を使います。機械技師を手札からデッキ下へ置くことで、トラッシュにあるメルクをアリシアのフォースにします
特にアリシア名称であること以外に指定がないので、多くの既存カードとは異なり複数枚のフォースを持つようにできます

技術の探究者は登場時に2枚のフォースを持つようにプレイできますが、そのフォース枚数を参照してカードを引く起動能力も持ちます。何らかの方法でフォースを増やせばその分だけ多くカードが引けます
 
アリシアのフォースになっているモディフィケイションは、手札からアリシアかメルクを起動能力を持っています。ノーマルスクエアに限られますが、リソースコスト青1でコスト上限なく登場させられます
 
大統領への謁見は、フォースになったときだけでなく、登場時にも手札の質的交換が見込めるのでどこにいても優秀です

アリシアのカードプールでは、青1で2枚や3枚カードを引けます。そのためにカード引いた分だけプレイするコストが軽減される生命の獣刃詩ショウとの相性がよく、アリシアのカードプール内にある除去範囲ともレンジ付与とも噛み合います。最近サマー弾で再録されましたね

冒頭に貼った画像と先行公開されたカードを見比べると、未公開のカードがまだ3枚はあるようです。しかしそれがどんな能力やコストだったとしても名称はアリシアかメルクであることは確実ですので、モディフィケイションがあれば青1で登場させられますよね。まだリソース余ってます

文末に

文末というか週末ですが、週明けの月曜にはカードリストが公開されますね。未公開のカードに期待しながら好き勝手なこと書けるのは今だけです
 
とりあえずカートン予約してたので僕は《てぃありんさんだー》確保できてます。ちょっとガチャも回しますが、そちらは期待せずにおきましょうか

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