悪く受け止めないようにしてあげてほしい今日この頃

早田ひなさんの「鹿児島の特攻資料館に行きたい」という発言が中国、韓国で取り上げられている様ですね。
毎度の事ながら、悪い方向で受け取られている事が多いようで、残念です…
残念なのは、色々な方向で相手の意図を受け取ろうと考えられない方が非常に多いことに対してです。

歴史を踏まえた時に、中国や韓国の方々が感情的になるのは、しょうがないことだと思います。
ただ戦後経過した年数から被害1世代の方々でご存命の方は私は小数だと思っていて、今回のニュースで取り上げられた中国の選手にしても、3世代目ぐらいではないでしょうか。
その直接の被害者ではないのに怒れるのは非常に愛国心(?)が強く、素晴らしいとは思いますが、行き過ぎた考えが、相手の意図に対して考えを巡らすということを拒否していないでしょうか。


例えば、早田選手が日本と中国の両国の歴史の中で行ったことを理解する為に資料館へ行くというのであれば、資料館自体のイメージは別としても、中国の方々からすれば、自分たちが訴えていることを理解する為に資料館へ行くのかもしれないと考えられないこともないと思うんです。

そんなことを言うなら、「逆も然りで、そもそも資料館へ行くことを発言するな!」と言われてしまいそうですが…吐いた唾は呑めないのと一緒で、言った言葉は取り消せないので、受け取る側がせめて言葉の真意をしっかりと考えてあげてもいいんじゃないでしょうか?