感性を活かす「アンテナ営業」のやり方
こんにちは!
突然ですが、皆さまは感性豊かな方でしょうか?ちょっとしたアンテナを張ることで、営業力は様々な方法でアップしていきます。
感性が豊かと言う方には、そのバリ3(古い?)の感性を是非営業に活かしていただきたいと思います。
営業が苦手と感じる方は、何かしら自分の好きor得意なものを思い浮かべてみて下さい。
大切なのは、「得意」ではなく「好き!」を磨くと言う考え方です。
僕は過去に新卒中途を合わせたら300人位に営業を教える機会がありましたが、
「この人はTHE営業マンをするために生まれてきたな」
と感じる人は10人位でした。しかし、営業マンにめちゃくちゃ向いている人間が、良い給料を持って帰れるかと言えば、実はそうでも無いのです。
確かに、最初からコミュニケーション能力が高かったり、声や容姿が人よりも優れている人間は、正直そこそこ普通に営業をすれば並み程度には売り上げを作ることが可能かもしれません。
しかしながら、突き抜けた売り上げを上げる営業マンと言うのは他の人間とは一味も二味も違うある武器を持っているのです。
それはズバリ言うと、
「観察力」です。
ここで言う観察力とは、よく趣味に書かれる人間観察と同じ意味合いです。
間違えて欲しくないのは、人をジロジロと見る観察力ではありません。言葉に言い換えるなら、「察する力」といった感じです。
人は自分が本当に好きなモノであれば、大半の人が饒舌に語ったり知識をインプットする或いはアウトプットするのが大好きな生き物です。
苦なく知ることが出来るのであれば、吐き出すことにも苦しみません。厭わずに営業と言う職種で結果を出すためには、この感覚こそが大切です。
例えば、スポーツが好きな人、韓流アイドルやドラマが好きな人、好きなアニメがある方など。
もしあなたが、自分の「好き」なモノを売るとなり、同じように興味があり、それを買ってくれるお客様がいるなら、難しく考えずとも自然とモノを売れるとは思いませんか?
好きになると言うことは、擬似的にでは難しい感じがするかもしれません。営業と言う仕事は、例えそのモノに自分が興味が湧かなくても、お客様に説明し説得し売る仕事です。まさに業を営む、難しいですよね。
商品に魅力を持たせるのは、実は営業マンの根本的な仕事でもあります。
暴論ですが、まずは好きでなくても好きになる努力をしないといけません。ここで活きてくるのが観察力なのです。あまり難しく考えず、チャームポイントを探してみましょう。
しっかりと売るモノを観察して、少しでも魅力的に感じる部分を拾い上げてやります。悪い部分はこの際置いておきましょう、両面提示も小手先では効果を発揮しますが、まずはチャームポイントを抑えるだけで良いです。
サービスやモノの魅力をピックアップ出来たら下準備は完了です。それでは、次にアンテナ営業のアンテナを建てる作業に移ります。
突然ですが、皆さまは絵を描くことは好きですか?文章を書くことは?可愛い写真を撮ることなどはどうでしょうか?
営業と聞くと固定観念で、スーツを着てプレゼンの資料を用意して口を動かしてオススメするものと思われている方、めちゃくちゃ多いです。
しかし、時代は変わりました。今のスタイルで言うなら結果を出す営業のやり方とは、
「自分の好き(得意)なやり方で、モノやサービスの魅力を伝える」です。
僕はたまたま人と話すのが好きで、声が優しいと褒められる事が多かったので、テレアポが自分の営業スタイルにハマりました。多分テレアポだけで1億円以上はモノを売りました。
他にも僕がお付き合いをさせていただいている方などでは、文章を書くのが好きな方は商談(クロージング)をせずに手紙と資料をポストに入れるだけの営業スタイルを確立されています。
絵が得意な方で、日々四コマ漫画でサービスの魅力を発信されている方もいます。他にも、近所付き合いや日常生活で世間話が好きなママさんが、買い物や子育てをしながら屋根のリフォームを自分の周りで売りまくっているなんて事例も知っています(スゴイ)。
ここでも一番大切なのは、自分の好きなやり方で魅力を伝える(アンテナを建てる)と言うことです。アンテナは送信するだけでなく、受信もしっかりと出来るのが良い面でもあります。
情報を与えると言うことは、言い換えると情報を得ることも出来ます。モノの好きなところを好きなスタイルで発信し、反対にそのフィードバックを獲得するのです。
ブログが好きな人ならブログのコメント欄や、写真が好きならInstagramのイイねの数など。今は手軽に反響を省みることが可能な時代です。
自分が好きなことを好きなやり方で営業してみて下さい。きっとそんなに難しく感じないと思います。僕はテレアポやピンポーンで人と直接話しながら、ダイレクトにモノを売ってきましたがストレスを感じることはありませんでした。
それは多分、根本的に営業と言う仕事が好きだからなんだろうと思います。
皆さまもきっと自分の好きを活かせると思いますので、難しく考えずにアンテナ営業にチャレンジして見て下さいね!
本日もありがとうございました。