看護師1年目でやってよかった工夫術 No.1
病棟の部屋番号とナースコールの音の種類を覚える
どうも、つかさ@パーソナルプリセプターです。
今回は、連載コラムとして「工夫術」を紹介していきたいと思います。
つかさは看護師1年目は某病院の脳神経外科でしたので、非常にハードワークでした。その環境の中で、自分なりに工夫してよかったなと思うものをお伝えできれば思います。
もしお役に立てたら、ぜひ毎日見てもらえれば嬉しいです!
見て欲しい方:病棟勤務になった新人看護師、新人男性看護師
難易度:ベリーイージー
それではいってみましょう!
「病棟の部屋番号、ナースコールの音の種類を覚える」
イージー過ぎよ!という声もあるかもしれませんが、これが現場の看護師にとっては割と大事なことなんです。
イメージとしては、自分のメモに病棟の部屋と番号を振っていきます。
こんな感じ
それで、これを暗記します。
625号室と言われたら、「あ、ここだ」
2番トイレと言われたら、「はい、そこですね」
部屋番号(トイレ番号)の数字を言われたら、それがどこにあるのかがすぐにわかるようにしておきます。
なぜこれをするといいか・・・。
シンプルに「すべての病棟業務の作業効率が上がるから」です。
配属されて間もない時には、文字通り右も左もわからない。
病棟の中での位置感覚がつかめていない時期だと思います。
ですが、意識的にこれをすることによって「思い出す」という時間とストレスが軽減されます。
突発的に鳴ったナースコールに対して、スムーズに行動が起こせるというのは本人だけではなく、全員をハッピーにします。
正直、先輩目線から言うと、これだけでかなり助かりますし、その瞬発力に「できる新人!!」と思ってしまいます。
「自分ひとりの判断で支障なく出来ること」はまだ少ないかもしれませんが、ナースコールに出て患者さんの用件を聞く、というのは新人看護師さんにとってもできることだと思います。
また、場数を踏むほど、看護師業務への慣れも早まります。
ナースコールの音の種類に注目する
そして、もう1つ意識したら変わることは、ナースコールの音の区別がつくこと。
日本全国どこの病院でもナースコールを採用していると思いますが、よーく聞いてみると色んな音が使われています。
例えば
患者さんが手元のナースコールを押した時の音
患者さんに設置してあるセンサーマットの音
ナースコールの接続部分が外れてしまった時の音
トイレからのナースコールの音
※病院やメーカーによって若干違いはあると思います
それらによって、患者さんのベッドサイドやコールもとで何が起きているのか予測してみてください。
「あ、転倒予防のセンサーマットだから、すぐに病室に行かなきゃ」
「ナースコールが外れた?転倒注意のひとだから、今、見にいってみようか」
「この音はトイレだ。トイレのコール出たら、ついでに汚物室で患者さんの尿量確認しておこう」
などなど。
↑具体例を挙げてみましたが、この通りじゃなくても、生かし方は病棟により様々と思います。
小さい情報を集め、予測が立つ。
次に起こることの準備する。
これらができるようになると、段取りよく看護師業務を進める第一歩となると思います!
(一流のスポーツ選手は「他の選手が気がつかないもの」から変化の兆しを察知する、とも言われているそうです)
頼りになる先輩ほど、音を頼りにさっと行動を起こしているイメージはあります。
最後に
やっぱり、1年目は基礎固めの時期と思います。
なので、もちろん疾患や看護の教科書ベースの勉強も大事だと思いますが、現場で看護師として成長するには教科書に載らない工夫も身を助けると思います。
なので、今回はこういった実際の仕事に直結することも取り上げてみました。
もし、新人看護師の方にとって、何かのヒントになればこの上ない喜びです。
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