看護師1年目でやってよかった工夫術 No.3
悪いことばかりではなく、良いことを見つける
どうも、つかさ@パーソナルプリセプターです!
今回も、現役病院看護師として連載コラム「1年目でやっといた方がいいこと」を紹介していきたいと思います。
見て欲しい方:病棟勤務になった新人看護師、新人男性看護師
難易度:イージー
はい!
さっそく行ってみましょう!
「悪いことばかりではなく、良いことを見つける」
本日の工夫術はこちら!
もう、これめっちゃ好きな言葉なんです。
そして本当に強く、この言葉の通りだなって思います。
ちなみに、つかさが看護師2年目である壁にぶち当たっていた時に、5年目の先輩から言ってもらった言葉です。
当時のノートにメモ書きされていたので、見つけた瞬間にこれ紹介しよう!って思いました。なので、今回はこの文章を引用しつつ、工夫術として紹介しようと思います。
当時のメモに書いていた文章↓
悪いことは、見なくても見えてくる。反省ばかりしていると楽しくなくなる。
患者さんがよくなっていく過程を楽しめれば◎
良いことにもちゃんと自分から気付いてあげる
たしかに失敗することも大事だし、それを振り返るための反省も大事。
だけど、そればかりしていくと、どうしても楽しくなくなってきます。
できない自分を認めるのは、自分のダサい部分、かっこ悪い姿を見ることになるので、誰しも目を背けたくなって当然です。
成長のために自分の実力を認めるのは大事なんですが、度合いが過ぎると、いつの間にか好きでやっていた看護という仕事を、いやに思ってしまう時が来る。
そうなってしまっては、成長どころではなく、看護と向き合うのが辛くなって来るんじゃないかって思います。
なので、「自分の悪いところを見るばかりではなく」っていうのはこういうことですね。「悪いところを見る」のも、「反省」もしすぎはよくない。
患者さんをポジティブな目線で見る
そして、「患者さんがよくなっていく過程を楽しめれば◎」もめっちゃ深いと思ったんですよね。
せっかく看護師の仕事を覚えても、それを単純作業のようにやってしまうのではなく、患者さんがよくなっていく過程として見れているか。
正直、当時のつかさは、脳外科ナースだったので、集中治療室から出てきた患者さんを見て「本当に気の毒だな」って内心思ってしまっていたんですよね。
中には若くして脳に障害をもってしまう患者さんもいました。
30代40代で、脳に障害を持って腕や足が麻痺を患ってしまい満足に動かせなくなってしまうなんて、大ごとですし人生左右しますよね。
今は看護師として多少経験したので、感情に揺さぶられることも自分でセーブするようになりましたが、当時は、患者さんのリハビリや回復を悲観的に見てしまうところがありました。
その結果、作業的に仕事をこなしている部分はあったと思います。
(今振り返ると、よほど余裕なかったんだなと恥ずかしいんですが笑)
でもそうじゃなくて、ちゃんと患者さんと一緒によくなっていく過程を楽しむ。
そういうポジティブな見方で患者さんに接する方が、私自身も楽しめるし、患者さんも嬉しいはずですよね。
自分で自分の良いことにも気付いてあげる
そして、さいごに「良いことにもちゃんと自分から気付いてあげる」と。
新人看護師さんでも「順調に成長していく人」はやはりいて、そういう方はそれで良いと思うんですよね。
でも、つかさは正直、はじめから優秀じゃなかったし、ちゃんと看護師らしくなるまでに時間も多くかかった方だと思います。
その場合、メンタルコントロールは必要ですよね。必要以上にマイナス思考にならない、落ち込みすぎない、ストッパー的なもの。
それが、「良いことにも自分から気付いてあげる」なんだと思います。
・血管を探すのがむずかしい患者さんの採血が一発でできて、喜ばれた!
・こわい先生への報告がスムーズにできた!
・良い眉毛してるねって患者さんに褒められた!
なんでもいいんですけど、この「良いことに自分で気づく」っていうのは思ったよりも重要なメンタルコントロールの手法なんじゃないかなって思います。
最後に
今回は工夫術のメンタル編でしたが、いかがだったでしょうか。
何事もですが、気の持ちようって大事ですね。もし、今回の記事が誰かの役に立ってもらえれば、この上なく嬉しいです!そして、当時アドバイスしてくれたM先輩、ありがとうございます!
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