為替(かわせ)ってなに?【1日5分おかねの勉強】

はじめに

 まずはじめに、為替は「かわせ」と呼びます。呼び方から難しいですよね…
 では、為替とは何でしょうか。一般的には、多くの人が外貨取引の際に使うものが為替だと認識していると思います。
 Wikipediaで調べると、以下のように書かれています。

為替(かわせ、: Money order)は、為替手形小切手郵便為替銀行振込など、現金以外の方法によって、金銭決済する方法の総称である。遠隔地への送金手段として、現金を直接送付する場合のリスクを避けるために用いられる。特に輸出入をする際に用いられている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%BA%E6%9B%BF

 いまいち分かりにくいですが、一言で表すと「現金以外の方法で支払いをする事」です。皆さんが思っている為替と少し違ったのではないですか?
 実はこの為替、以下の2種類が存在しています。

  • 内国為替

  • 外国為替

 しかし、一般的に為替と言うと外国為替の事が多いです。

外国為替ってなに?

 では、外国為替について少し深掘りしていきます。外国為替をWikipediaによると、以下のように書かれています。

外国為替とは、通貨を異にする国際間の貸借関係を、現金を直接輸送することなく、為替手形送金小切手などの信用手段によって決済する方法である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%BA%E6%9B%BF

 これまた難しい単語が並んで分かりにくいですが、一言で表すと「円とドル等の異なる通貨間での取引」のことです。この外国為替を英語にすると"foreign exchange"となります。これを略してFXです。ちょっと馴染みありますね。日本だと、外国為替証拠金取引のことをFXと呼んでいます。お金に興味のある方はこの呼称を耳にしたことがあるかもしれません。

 実際は、ドル円だけではないですがここでは説明のためドル円の取引を例に説明します。この外国為替が国内為替と違う点は、ドルを円に換金するという過程が生じる点です。この取引で1ドルでいくらの円を貰えるのか?のかを示したものが為替相場(為替レート)になります。

 このドル円の為替相場が昨年末から今年にかけて大きく変化したので、ニュースでも賑わっていますね。

為替は何に使われるの?

 為替は輸出入など経済活動で使われていますが、実態は投資に使われることが多いです。
 そのため、為替の変動にはさまざまな要素が関係すると言われています。
 前の記事で述べた、国内総生産(GDP)も非常にポピュラーな経済指標であり、為替の変動に関係すると言われています。

 FX取引は2国間の通貨を交換する取引であるため、当該国の経済状況を把握しながらトレーダーの方が戦略を立て投資を行っています。
 そのほかにも貨幣の信用度なども変動要因になり得ることもあります。
 実態経済とは異なる部分で為替変動が生じているのは何とも不思議な気もしますが、こうした動きに対抗するため、日本銀行が為替介入などをして為替相場の調整をしていたりもします。

さいごに

 円高円安などについてはまた別で記事を書きたいと思います。今回は、以下の3点をざっくり知ってもらえたら嬉しいです。

  • 為替は2種類ある

  • 普段使っている為替は外国為替のこと

  • 為替は投資で使われていることが多い

 最後まで読んで頂きありがとうございました。


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