デフレ対策
日本は、バブル崩壊以降失われた30年が続き、デフレの状態が続いています。デフレの原因は、人口減少で、需要が減少しているにも関わらず、生産能力が過剰で、供給が需要を上回っているため、過当競争が起こり、物価が上がらない状況になっていると思います。
過去に成長戦略等の需要創造政策を数多くやってきましたが、うまく行っていない状況が続いています。このため、需要刺激策ではなく、供給抑制策を実施してみるのがいいのではないかと思います。
つまり、労働時間を週40時間から週32時間に削減し、20%程度労働時間を短縮して、生産能力を削減すると同時に、週休3日制にして、お金を使う時間を増やすことで、需要も創出すれば、一石二鳥になると思います。
簡単にはうまくいかないとは思いますが、供給を絞ることで、過当競争状態を抑制して、物価が上がる仕組みをつくらないと、今の状況が続き、経済成長から取り残されるように感じます。