労働力は「人手」から「時間」で捉える時代へ
※本記事は2024/10/22に株式会社パーソル総合研究所サイト内で公開された内容を再編集したものとなります。
―2035年、日本の労働市場では1日当たり1,775万時間の労働力が不足する―
これは、パーソル総合研究所と中央大学の共同研究「労働市場の未来推計2035」 の推計結果である。これを初めて見聞きした際、労働力不足を「時間」で捉えることに疑問を抱いた読者も少なくないかもしれない。従来、労働力は「人手」として捉えることが主流であった。現に、労働力不足の問題を取り上げる