【スクラムマスター】グループデジタル変革推進本部 ビジネスITアーキテクト部人事システム室 K.N
Q1:どんなプロジェクト/プロダクトのスクラムチームを運営していますか?ご自身の役割と所属しているチームについて教えてください。
人事領域全般のシステム担当をしているチームを運営しています。
私はそのチームの中でスクラムマスターという役割を担っております。
チームメンバーの稼働や案件を管理しており、メンバーの生産性や幸福度が落ちないように日々メンバーとコミュニケーションを取りながら案件を進めています。
Q2:ご自身のこれまでのご経歴と合わせて、スクラムマスターになった背景を教えてください。
本部としてスクラムが推進されたのが2020年なのですが、
入社当初から人事領域のシステム担当を私がしていたため、まずは案件の進め方について一番詳しい私が任命されたのかなと思います。
Q3:一人前のスクラムマスターにーなるために必要なことはなんですか?
スクラムマスターになるために、スクラムを理解することが最重要かと思います。
なぜ、この組織でスクラムを採用しようとしているのか、導入することのメリット/デメリットは何かという自身の納得感は必要になります。特にスクラムは納得感がないと、ただただ面倒くさいだけのフレームワークになってしまいます。
また、スクラムとは個人プレーでは意味がないため、メンバーにもスクラムを理解してもらう必要があります。
メンバーに伝える上で、大前提スクラムマスター自身が理解していないと伝えられませんし、理解も得られません。
メンバー自身がスクラムを理解し実施することに価値を見出し、積極的に価値を発揮させようと自ら動いていけることが理想になりますが、スクラムマスターはその理想を作り上げられるように動くことが大切です。
Q4:スクラムマスターとして苦労したことや失敗したこと、それを乗り越えた経験・解決方法などを教えてください
スクラムをチームに導入することがとにかく難しく苦労しました。
スクラム運営について、検索をかけると大抵は開発メインのチームが例に取り上げられます。
しかし私たちのチームは開発ではなく、運用保守やサービス導入PJTがメインとなっています。
そのため、スクラムを適用させるにも、当てはまらないものや、運用できないルールも多くあり、スクラムを適用させたい組織と、実際に運用できないチームの狭間で苦労をしました。
当初、スクラムを形式的なものとしか見ておらず、本質を見ていなかったため、チームには適用できないと考えていたのですが、改めてなぜスクラムをやるのか、何をしたいのかの本質を考えることで、チームに合ったスクラムにアレンジできるようになりました。
その際は1人で悩んでもなかなか答えが出なかったため、上長やメンバー等かなり多くの方に相談しました。悩みを打ち明けることで、メンバー自身も一緒に考えていこうというスタンスに変化したと感じました。
Q5:スクラムマスターとしてチームをみている時に意識していることは何ですか?
プロダクトオーナーやメンバーとコミュニケーションを取り、スクラムマスターの独りよがりにならないように意識しています。前述した通り、個人ではなくチームで動いているため、押し付けにならないよう、なるべくメンバーに話を振って意見を聞いたり、一部ファシリテーションをメンバーに任せることで、話す人が偏らないようにしたりしています。
Q6:スクラムマスターからみて理想のプロダクトオーナーとはどういう人ですか?
現在ではなくプロダクトの未来を見据えている人が理想だと思います。
IT業界のトレンドの変化は早いため、現在のプロダクトを見続けても取り残されてしまいます。プロダクトの未来を見据えることで、よりよい提案を顧客に出来ると思いますし、
その未来に向けたチャレンジングな案件を作り出し、実施することでメンバー全体のレベルの引き上げにも繋がるかと思います。
Q7:今後どんなことに挑戦していきたいですか?
保守や運用案件をこなしていくのはもちろんのこと、今まであまりチャレンジできていなかった「チーム自ら顧客の課題をヒアリングし、IT的に解決すること」に挑戦したいです。今までも顧客からのIT的な解決要望はあり、それはこなしてきたものの、それは表面上の浮き出た課題を点で解消しているだけになります。それではなく、顧客の業務を理解した上で表面化していないけれども水面下でくすぶっている課題をきちんと見つけて根本的に解決することで、チームとしての存在価値を高められるような活動をしていきたいです。
Q8:入社をご検討いただいている方にメッセージをお願いします。
プロダクトの未来を一緒に考えてくれる人、スクラムに共感してチームを盛り上げてくれる人がいましたら、是非とも一緒に働きたく思います。
※所属組織や業務内容は2023年2月時点のものです。
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