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【創作】永人~エイト⑦
…ト!…イト!永人!
目を覚ますとケイとヨハン、パパとママが心配そうに僕を見ていた。
おはよう!エイト。気分はどう?
笑顔のヨハンが口を開いた。
エイト!少しだけ質問をするよ。
笑顔でヨハンが話し始めた。
名前は?
永人
エイトは何歳?
わからない
昨日までのことを覚えてる?
覚えてるよ
僕は昨日のこと、夢の中のこと、覚えていることを全部話した。
エイト、耳鳴りはしてない?
少し心配そうにヨハンが言った。
僕は首を横に振った。
OK!ありがとうエイト、質問はもうおしまい
ルイテシドモリトヲクオキ、ツヅシコスハレカ
イナレシモカスダイモオヲテベス、ラタシカシモ
ウヨシウコイイナエイハトンゼンアモココ
ヨハンはみんなに聞いたことのない言葉で話した。
ドケダイタンハハノルスウドイマイ、ハニキテンジコ
ネビンュジノツパッュシクソッサ、アャジ
ケイはそう言うとみんなの目を見て頷いた。
これから旅に出ることになったと僕に言って、パパとママも動き出した。
僕が着替えをしている間に荷物の準備は終わっていた。
何だかみんな急いでいるみたいだ。玄関を出て車に乗り込もうとした時、羽根の音がして振り向くと黒い何かが飛んできた。
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では 素敵な1日を✨