アンサーになっているかもはや分からないアンサー記事です
記事に触発されてアンサー記事にしたら、すぐにアンサー記事を書いて下さいました。ミルコ さんの仕事の早さとその切り口の面白さと説得力、爪の垢を煎じていただきたいものです。
私の記事に指のことが知りたいというコメントをされていました。
作業療法士さんがいらっしゃれば、上手に解説していただけそうですが、どなたかいらっしゃいませんか?
国家試験で少しは勉強した記憶がありますが、復習もかねて記事にしようと思います。また、身体に関する記事が書けそうです。ミルコ さんに感謝✨ただ、ミルコ さんの求める内容にならないかもです😅
指は繊細な動きをするため、脳の領域も広く、多くの神経がその制御にかかわっています。その繊細な動きを巧緻性(コウチセイ)といいます。
動きを支配する中心は、脳の一次運動野にありますが、
意識にのぼらないところで、筋肉の緊張が調整されています。
色々な動きを調整して覚えることに、小脳が役割を果たします。
(バランスをとったりすることにも働きます)
指の動きに関する筋肉は、①手のひら内の筋肉、②前腕骨からの筋肉、
③上腕骨からの筋肉があります。
①は、包み込んだり、つまんだり、指を横方向に開いたり、閉じたりする動きにかかわります。
②は、手首という関節をまたぐので、手首の動きにも関与する指の曲げ伸ばしにかかわります。(ということは、手首の動きに指の動きが影響する)
③は、肘の動きにはほとんど作用する力はありませんが、肘と手首二つの関節をまたぐので、肘の動き、手首の動きにも関与する指の曲げ伸ばしにかかわります。(ということは、肘の動き、手首の動きに指の動きが影響する)
ちなみに指の動きを支配している神経(C5~Th1)
正中神経
尺骨神経
橈骨神経
指は手、手は腕、腕は肩につながっています。
個人的にはこれらを連動させることで滑らかな動きになると考えています。
先日の記事のように支点を作ると緊張し固い動きになってしまう。これは故障の原因にもなります。
頭、腕、足は胴体からつながったいるので、よく言われる腕は肩甲骨からというイメージ。
肩甲骨には17個の筋肉が付着し、その動きに関与しています。
大きい筋肉で言えば、僧帽筋、広背筋。
僧帽筋でいうと、最下部は胸椎の一番下に付着
広背筋にいたっては、最下部は仙骨に付着しています。
ミルコさんが観られていたYoutube動画でも出てきた丹田は、大体おへその下辺りになりますが、広背筋はその後方に位置しています。
間接的にではありますが、肩甲骨を介して腕から指の動きに関与していると考えることができると思います。丹田からつながりましたね✨
もっと拡げて考えてみましょう!
さて、筋膜ってご存じでしょうか。
ざっくり言うと筋肉の上に筋膜という膜があって、周囲の筋肉とつながっているイメージです。極端に言うと全身タイツを着ている感じですかね。
この筋膜が癒着してしまうと、動きが悪きなるし、痛みも発生するのです。
例えば猫背の姿勢が習慣化したとします。背中側の筋肉は曲がって飛び出ている個所を中心に引っ張られた状態(筋緊張)が続き、ストレスとなり、痛みや疲労の原因になります。
ちょっと飛躍し過ぎですが、全身繋がっているという考え方もできますね。
そんな声が聞こえてきそうですので、そろそろ終わりにしたいと思います。
最後までお読みくださったみなさま、ありがとうございました🙇♂️
では 素敵な1日を✨
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いつもありがとうございます。