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留学準備:荷物まとめ

今回は渡米の際、持参した荷物について記録しておこうかなと思います。なお、心配性な夫とミニマリストなぺろさんの間でかなり意見が割れ大変苦労しました、、

改めてとなりますが、私費での渡米となるため、荷物は最小限にまとめたいという希望を持ちつつ、実際にアメリカに到着すると物価が高く、あれ持ってくればよかった、、と思うことばかりでした。

郵送方法の選択

アメリカへの荷物の持ち込み方法は、大まかに3つに分かれます。到着までの時間はNY行の場合の目安です。
①船便(到着まで1か月半~3か月) →実際は8週間で届きました!
②航空便(到着まで約2週間) →実際は7日(EMSは2日)で届きました!
③飛行機への預け入れ

我々は当初、③で大部分をカバーしてどうしても入らなければ、②を利用しようという計画を立てておりました。残念ながら、夫の荷物が多すぎて(主に服と靴)①②③のすべてを駆使して荷物を送ることになってしまいましたが。
なお、船便と航空便は、郵便局の国際郵便、ヤマト運輸・佐川急便の国際宅配便、ヤマト運輸の海外引越パックなどという選択肢があり、ヤマトさんの留学生用の宅配便サービスを利用したかったのですが、現在サービス停止中ということでしたので、荷物の分量などに鑑み、すべて郵便局の国際郵便を利用しました。

郵送方法によって発送できないものなどもあるので、要確認です。ぺろさんも航空会社のサイト、郵便局のサイトは穴が開くほど確認しましたが、最終的にそもそも届かないかもしれないものに必死になっても仕方ないな、という結論に至り、適当に詰めまくりました。

そんな私でも真面目に確認したのは下記3点。
肉類(エキスも含む)が入っているものの持ち込みは不可
香水や美容液などの危険物になる可能性があるものは郵送不可(飛行機への預け入れなら可)
リチウムイオンバッテリーの入っているものは飛行機の手荷物
とりあえず、危険人物扱いされないようにということで。
※実際に渡米後、20年以上NYに在住の方に聞くと、肉エキスの入ったもの(例えばカレーのルウなど)をスーツケースに入れていても一度も止められたことはないと言っていたので、持ち込んで大丈夫みたいです。アメリカらしい適当さ、笑

以降実際に詰め込んだものやスケジュールを記載してみました。

①船便

郵便局のサイトで船便は1か月半~2か月ほど時間を要すると記載がありましたが、実際に郵便局に持ち込むと”コロナの影響で2か月~3か月ほどを見込んでほしい”とのことでした。この辺りは、想定内なのでなんの問題もありません!
実際、半年とかかかったら無駄だなとか、全部水没するかもなとか、そもそもすべて消え失せるかもなとか、思いつつその時はその時!とポジティブに考え、ひとまず出国の3週間前に荷物たちを送りだしました!

送り出した品々は、おおむねこんな感じ、、
冬物の服、厚手のコート(コート1枚以外すべて夫の衣類)、紙製品(生理用品、ポケットティッシュ、ウェットティッシュなど)、歯ブラシ、お菓子(おかきなど)、ふりかけ、のり、食べるラー油、インスタント味噌汁、ほんだし、ファブリックミスト

諸々の手続きや引っ越し作業でパンク気味になり、夫が入れたいというものを全部承諾した結果、絶対いらないファブリックミストまで入れて送ることになりました。笑 もう何でもいいやって感じですね。数か月後に無事届けば、どんなものもうれしいはずとここもポジティブに受け止めています。
費用は冬物の衣類がかなりの嵩と重量になったため、3箱に分けてトータルで2.5万円ほどになりました。

(2024/9/4追記: 9/3に荷物が無事届きました!箱の損傷もほとんどなく、中身も全て無事、関税もかかりませんでした。(UsedとPersonal Useの記載をしていたので当然ですが)

②航空便

こちらは、飛行機への預け入れに入りきらなかった衣類、スポーツ用品、靴(こちらもほぼ夫のもの)を2箱に分けて荷造りしました。航空便は高いので送りたくなかったのですが、どれもすぐ使うからいつ届くかわからない船便はダメということで泣く泣く航空便&EMSを利用することに。
居住予定の学生寮に入寮後に届く必要があったため、出発の10日前に発送しました。
こちらはかなり重量があるうえ、航空便なのでトータル6万円ほどの出費に。。痛すぎる。しかし夫の快適なNYライフのためには、致し方ない。
※航空便もEMSも自分たちの到着前に学生寮に届いてしまいましたが、受付で預かってくれていました。ありがたい適当さです。

③飛行機への預け入れ

世界中どこへ行くにもエコノミーの我々は今回も例外なくエコノミーということで、預け入れ荷物は23キロの荷物を1人2個までという上限内で荷造りしました。内訳は、85リットルほどのスーツケース3つと段ボール1箱です。
すぐに使う服、タオル、調味料、化粧品、包丁など調理器具、文具、薬など入れられるだけ入れました。

番外編:持ってくればよかったと思ったもの

WiFiルーター…学生寮なので無線WiFiだと思っていましたが、有線LANだったので、ルーターが必要でした、、初日から1万円近い出費でした、、

S字フック…多分探せばあるけど数百円するため100均で買ってくればよかったです。

なんでも高いので、欲を言えば、みりん、酒、ごま油などの調味料も持ってきたかったです、、手に入らないことはないので、このあたりは荷物量との兼ね合いで。
炊飯器は絶対あった方がいいと言われつつ、持ってこなかったのですが、そもそもお米自体が違いますし、意外とお鍋でも美味しく炊けるので、1〜2年程度の滞在なら、ぺろさんはなくていいかなと思います。タダで譲ってくれる人が現れたら貰い受けようとは思いますw

以上、ざっくり荷物についてでした。
おしゃれをしている人は都心の一部の人な感じなので、服と靴はほどほどにして、生活用品を幅広に持ってくることを大いにお勧めします!!

まあ足りないものがあれば、Amazon USが学生なら6ヶ月無料トライアルできるので使いまくりで乗り切れます!

国際郵便の手順

最後にぺろさんは、郵便局の国際郵便を使ったので、そちら手順をざっくり記載しておきます。

▪️発送手順

①荷物の選定
まずは何を送るかです。
箱のサイズにルールがあるので、ルールに見合った箱を準備します。ぺろさんは引っ越し業者からもらって余った段ボール箱を利用しました。ただ国際小包を送るには、少し大きかったので切ったり、折ったりして、規定に収まる大きさに変形させました。
あとは重さによって値段が変わるので、体重計を駆使して、重さを確認しつつ、内容品を選定します。(5.9キロの場合、5キロの値段で送れるので、ギリギリを狙うのがおすすめですが、郵便局で測った時にオーバーしていると追加料金になると思うのでご留意ください。)

航空便では送れないものが船便では送れたり、国によって持ち込めないものがあったりするので、送れないものリストも忘れずに事前に確認しておきましょう。


②ラベル作成
国際郵便では現在手書きラベルはNGとなっており、郵便局のサイトにアカウントを作成、ログイン、サイト上でラベルを作成、印刷する仕様となっております。

郵便局、国際郵便のトップページ

“ログインはこちら”からマイページのアカウントを作成できます。

依頼主情報の入力

まずは依頼する側の情報を入れます。

届け先情報の入力

大学宛の書類などで宛名が長すぎる時は、住所の冒頭に入りきらなかった宛名の続きを入れておけば、大丈夫です。

発送種別の選択

EMSは特急の航空便のことなので、EMSを選ぶと発送方法の選択はブラックアウトされますが、国際小包など、他の発送種別を選ぶと発送方法の選択ができます。現在、米国(NY)宛のSAL便(航空便の貨物に余裕がある時に載せてもらう形の航空便、通常の航空便より時間がかかるので、航空便の割に値段が安い。)は、コロナの影響で停止中でした。

発送方法の選択と内容品の入力

希望の発送方法を選んで内容品を入力していきます。
米国宛の場合、内容品名も英語記載にしておくとスムーズなのだと思います。英語表記の検索が億劫という場合には、下記のHSコード一覧が便利です!
ここで必ずやってほしいことは、内容品名末尾に“Personal use“とか“Used“と記載することです。商品と間違われて関税をかけれるリスクが減ります。また単価についても、安めに記載しておく方がいいと思います。
めんどくさがりなぺろさんは、服・単価1000円・個数20・重さ200g・原産国JAPAN、みたいにかなりざっくり記載しましたが、無事届きました。

リスト作成途中で、HSコードとは?となると思うのですが、内容品を数字で表したものでこれを記載しておくと輸送がスムーズに進むそうです。
日本郵便さんの親切なリストが一番わかりやすかったのでおすすめです。
記載せずに送ったものも問題なく届いたので、どの程度この作業に意味があるのかはわかりません。

③梱包
リストができたら梱包していきます。船便の場合、箱の破損に加え、水濡れの可能性がありますので、濡れて困るものはビニール袋に入れておくのが安全です。
また段ボールはクラッシュに備えて二重構造のものがおすすめらしいですが、引っ越し用の普通の段ボールでも無事届きました。
なお、引っ越し用の段ボールを利用する場合、側面や上部にある文字は全て見えないようにマスキングする必要がありました。(“⚫︎⚫︎引越センター“みたいな大きな文字は問題なく、台所・玄関・寝室のような小さい文字列がダメということです。)

④発送(郵便局持ち込みor集荷依頼)
おすすめは集荷です。両方試しましたが、集荷の方が断然スムーズでした。
もちろん郵便局でも受け付けてくださいますが、持ち込みする人が少ないからか、慣れていないご様子で、長い時間窓口を占拠してしまい、ご迷惑をかけてしまったなという感じになりました。
集荷であれば、担当の方も国際小包の集荷とわかっていらっしゃるので、重い荷物を持って行っていただくのは多少申し訳ないですが、手続きとしてはWin-winな感じがしました。

日本語での作業なので、他の手続きよりずっと簡単でスムーズでした。もっと語学力をつけて英語での手続きもスムーズにしたいです。。笑

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