【日記】黒ずむ熱帯魚と白ばむ私
うちにはオスマシ顔のケンカ早い熱帯魚がいる。
その優美な姿に似合わず生臭い解凍赤虫をチュルチュルすすり、ハンバーグという名のハツ(牛の心臓)に齧り付き、本能なのか恋愛沙汰なのか単なる気晴らしなのか知らないが、よく仲間同士ガンつけあって突いたり体当たりして揉めている。
普段は、すかしたりかわしたりして上手くやっているみたいだけど、たまに本気でいじめられて弱った子が水槽の隅に追いやられて食欲をなくす。さらに酷くなると体表が黒ずんで傾いてしまい泳げなくなったりする。
もう限界のサイン
熱帯魚だって身を持って声にならない悲鳴をあげるのだ。
ところ変わって人間の私も色々あって先月からすこぶる調子が悪い。
もともとインドア絡みの色白だけど、なんだかそれを上回る感じで抜けるように白らんできた。
大丈夫かどうなのか
まだ食欲があるのが救いだけど...
弱った熱帯魚は仕切り板で他の子と隔離して静かに療養させる。
水温とphを測り環境を整えて少しずつエサをやる。その子だけの世界でよくなるのをじっと待つ。
同じく私も自主隔離(引きこもり)中で、今日も今日とて寝坊した朝のまま自室でゴロゴロしているわけだが、私には優しい飼主はいないので(夫はとっくに釣りに出掛けた)、これから起き上がって自分にエサをやらないといけない。
これまで自分を蔑ろにしがちで、自分を労るっていわれても、どうしたらよいのか具体的によくわからない。
わからないならわからないなりに小さなことから始めよう。まず今日は遅めの美味しい朝ごはんを食べること
から20分
ディスカスとハムスターに餌をやって、ちょっと居間片してたら作る気力がなくなってきた。
近所のコメダいこうかな
と思いながら作る手間と出掛ける意欲を天秤にかけて10分は経つ。
こういうとこ、かな